おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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講談社
発売日 : 2008-05-21
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【出会い】
帯広図書館の医療関係の本棚で出会いました。この手の書籍は僕は大好きです。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
この本では、できるだけわかりやすく、低血糖症の原因と影響、対処について説明を心がけてみました、国民病ともいえる低血糖症(と非常に近い関係をもつ糖尿病)について、ひいては、日常の食がもたらす影響について、できるだけ早く知っていただきたいのです。
あなたは朝食に何を食べますか? 毎日の食事はどうですか? おやつは食べていますか? コンビニに売られている食べ物の多くは売れるように過剰に糖分が含まれています。
体内に取り込まれた過剰な糖分があなたの体を崩し、あなたの人生を壊すのです。
それでもあなたはそれを食べますか?
過剰な糖分の怖さを学びましょう。
【気になった抜粋】
玄米を美味しく炊くコツは何だと思いますか、それは「洗い方」なんです、火加減とか水の具合とかも大事ですけど、誰がどういう気持ちで洗ったか、で、同じブランドのお米が、同じ水と道具を使って、全然違う味になるのです。
昔の人よりもはるかに動物を食べている現代人は、そのエネルギーを持て余して、発散が必要になっています、陰陽になる観点から見ると、たとえば、・怒鳴る、・攻撃的な思考言動、・過度の性欲、・奇声をあげる、といったことは、その発散の一つです。
【響いた抜粋と学び】
低血糖症は子供にも多く、夕方になると異常に泣き喚く、手足がやたら冷える、痩せ過ぎ(食べても太らない)、髪が一部だけ逆立っているなども低血糖症の現れです、アトピーとも関連しています、なかには異常に聞き分けがなくて大人が途方にくれてしまうお子さんもいますが、わがままなのではなく、低血糖症で苦しいだけなのです、現代日本人の7割以上が低血糖症に陥っていて、そのために様々な心身の問題
、家庭や職場での問題を抱え苦しんでおり、同様に米国では離婚の最大原因になっているという専門家もいます。
【見た目でわかる低血糖のサイン】、・鼻柱に黒ずみ、青ずみ、赤みがある、・外反母趾、・あごが気になるほど出っ張っていたり、しゃくれていたりする、・足の親指が曲がっていたり、ふくれていたり、怪我をしやすい、歯並びが悪い、唇全体が荒れやすい。
僕自身も当てはまる項目があります。
・痩せ過ぎ(小学生のときは特に)
・足の親指が曲がっている、
・唇全体が荒れやすい
これが糖分を摂りすぎていたためなのかはどうか別として、飽食の時代の僕たちは、知らず知らずに体内から汚染されるわけです。
お腹からやせる食べかた/柏原ゆきよ
にもありましたが、太っている人の多くは栄養過剰ではなく、栄養不足からくるものだと指摘がありました。
飽食の現代において、必要な栄養素を取らず、中身のない、カロリーだけ高いものばかり食べているからこそ、栄養失調でお腹がぽっこり出てくる、と警告をしていました。
外反母趾やあごがしゃくれている、歯並びが悪い、など小学生時代~高校時代にかけて、何人もこのような人がいました。
きっと、砂糖の過剰摂取が影響しているのだろう、と振り返ります。
僕自身もだらしない生活をしていたときの食生活は中身のない高カロリーのものをよく食べていました。
気を付けないとね。
あと、高齢者介護の現場でも感じるのですが、精神障害の方と数名出会ってますが、思えば甘いものを食べる方で偏食の方ばかりだった記憶があります。
さらに、くわがたやかぶとむしは糖分が強いものを食べさせると下痢をしてしまう、と聴いたことがあります。そういえば、昔、くわがたに砂糖水をあげたら下痢をするなんて話もあります(真偽のほどはわかりませんが……)。
なぜ、少々の有害物質(食品添加物など)を摂っても、即死したりせず、動き続けることができるのか、それは、主として肝臓が解毒してくれているからなのです。化学合成物質にあふれた現代で、肝臓はいつもフル回転に働いています、また、もともと余った栄養を蓄えておく肝臓は、飢えには強いけれど、飽食には弱い臓器です、高たんぱく・高脂肪の食が中心のいびつな飽食社会で、ひたすら肝臓は酷使されているのです。
これを読んで、先日紹介した書籍このまま100歳までおいしゅうございます/岸朝子
を思い出しました。岸さんは高齢になってもお酒もタバコもたしなみます。世界でも120歳まで生きてきた方がタバコを吸っていた、と話していました。
これらはきっと肝臓が強い、もしくは肝臓が健康な状態のためではないか? と僕は推測しました。
だから、いくら禁酒・禁煙をしていても肝臓が弱ければ、体内で化学合成物質等で汚染され、がんになる可能性が高くなるのではないか? と僕は考えたのです。
別の書籍では、腎臓が弱ることでアルツハイマー型認知症が出るんじゃないか? という説もあります。
内蔵は僕たちの人生に大いに関係しているんですね。
本来の「砂糖」は「悪い」食べ物というより「あるエネルギー(後述する陰性さ)が非常に強い、強力な」食べ物で、たとえるなら、お酒と同じようにつきあい方が大切なのです、嗜好品であって、特に日本のような気候では絶対に必要なものではないのです。
脂肪を過剰に摂ると、アトピーやアレルギー、疲れやすい、胸焼け、胃もたれなどの不愉快な症状をもたらします、現代社会では大気や皮膚からも、様々な有害物質を吸収してしまうことがありますが、それらは体内の脂肪に蓄積していきます、疲れやすく、ストレスを強く感じるようになります。
砂糖は嗜好品、というところに僕は納得しています。現代のように砂糖や油を大量に摂取してしまう環境であれば、内臓から体調を崩してしまいがちです。たくさん食べているから大丈夫ではなく、どれだけ質のよいものを食べているかがこれからの時代に必要な考えですね。
【動物質の影響の例】、・酒や砂糖、スパイスなど嗜好品を大量に消費せずには耐えられない、・せっかち、・物質中心主義、・自己中心的な考え、・異常な暑がり、・顔の片方が曲がったりひきつる(肉類より魚介類の過剰に多い)、・老化が早くなる、・歯ぎしり、貧乏ゆすりをする、背骨が曲がる、・リューマチや関節炎、・悪夢をみる、・汗、鼻水、唾液、口臭など排泄物が全般に臭く粘着質になる、また膵臓や肝臓、心臓などあらゆる臓器は硬直化していきます、肝硬変、肝臓がん、多くの心臓病、前立腺がん、子宮頸がん、子宮がん、卵巣がん、直腸がんなどは動物性の過剰が主原因です。
肉を減らすと肌に透明感が出て、印象が軽やかにすっきりします、目がきれいになり、女性は特に、目がぱっちりしてくるでしょう、また口角が上がります。
可能であれば、一時期動物性食品をいっさい断つということです、なぜなら、そうすることによって、細胞と感覚、神経系が早いスピードで生まれ変わり、体調がよくなるだけでなく、精製糖への欲求が激減するからです、これまでの不必要な食の蓄積から自由になるには、現代人には非常に効果的な方法なのです。
動物質というのは肉類もそうですが、卵も関係してきます。さまざまな書籍が出ていますし、僕自身が完全なベジタリアンではないので、大きなことは言えませんが、人類と遺伝子がわずかにしか違わないチンパンジーは肉を食べなくても健康に生きています。
つまり人間もそうではないか? というのが説の一つです。
肉類はパワーになります、その分、体を動かす環境がないと、特に男の子は力をもてあましてしまうんじゃないか、なんて長男を見ていて思ったのです。
お腹からやせる食べかた [単行本(ソフトカバー)]
【編集後記】
明後日からあかりデイサービスでは夏祭りが始まります。本日はその準備をしてきます。
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発売日 : 2008-05-21
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