おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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小学館
発売日 : 2014-05-14
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【出会い】
メルカリやヤフオクなどであらかた集めました。テーマが闇金ということで、知らないことばかりなので興味本位ですね。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
そんな業者の一つ「カウカウファイナンス」は、法定金利を遥かに超える“トゴ(10日で5割)”は当たり前、ギャンブル狂には1日3割もの高利で金を貸している。
そして若き社長・丑嶋自ら陣頭指揮を執り、今日も徹底した取り立てで業績拡大に邁進する…。
人間とお金について考えたいあなたへ。
【響いた抜粋と学び】
著者の真鍋さんは小学校の頃に「ドラえもん」を読んで感動し、漫画家を意識します。1993年に『GOMES』が主宰するマンガコンテストにて「ハトくん」がしりあがり寿賞を受賞しデビュー。その後グラフィックデザインのアルバイトを経て、1998年に「憂鬱滑り台」がアフタヌーン四季賞夏のコンテストの四季大賞を受賞し再デビュー。2000年より『月刊アフタヌーン』に「スマグラー」「THE END」を連載します。
2004年より『ビッグコミックスピリッツ』で「闇金ウシジマくん」を不定期連載中です。同作品は社会の底辺にいる人々の生活や心理を克明に描き注目を集め、第56回(平成22年度)小学館漫画賞一般向け部門を受賞。
デビュー以来、八方塞がりの人間を主眼に置いた作品を描き続けています。過剰な暴力表現と繊細な心理描写とが同居する特異な作風です。絵柄では吹き出しの中に入れた独特の擬音(「ニギ・・・ニギ・・・」など)により、人物の動作音と周囲の喧噪感を醸し出すことが多いです。これに対比させるように陰影を際立たせた静寂な一枚絵によって、人物の絶望感を出す手法を用いています(執筆当時)。
この作品はドラマ化、映画化しています。今年5月にパート2も劇場公開されていますので、記憶に新しいですよね。
闇金といえば、グレーゾーン金利で一時期過払い金請求など世間を賑わしましたね。
これは一般の人が聞くと、やっぱり闇金が悪いと認識されるでしょう。
では、現実はどうでしょうか? ウシジマくんは言ってます。
「嫌なら借りなくていいんだぜ」
と。
仕事もない、親戚関係や友人関係など頼れるものがない、社会的信頼がない人間に金を貸しているだけだ、と。
そういう奴らに金を貸すということはドロンされることだって考えられる。だから、トゴなんですね。
トゴってわかりますか?
10日で5万の利子です。
よく「トイチ」なんて言葉がありますが、その5倍です。
現実にヤミ金業者がどれだけの利子をつけているかはわかりませんが、実際7%くらいの貸付だと一人ドロンされたらアウトなんですよ。
お金を貸している方としてはいなくなるリスクを背負っているわけです。
無理しゃりな取立てについてもよくバッシングされるんですが、実際にお金を借りて返さないのは誰か? ということなんですね。
そして、なぜ闇金に借りたのか? ということなんです。
親にバレたら体裁悪いとか、面倒だとか、そんなこと考えるわけなんです。
でもね。ホントは親や親戚頼った方がいいんですよ。
いや、確かにいろいろと大変ですよ。簡単にお金は貸してくれないよ。でもね。しっかりした理由あったら助けてくれるでしょ?
いつ返せるかわからない。それでも「トゴ」なんて利子はつかないんですね。
それでもなおかつ親や親戚関係とは縁を切るのであれば、闇金のお世話になるんですね。
最近だと闇金関係が摘発されていて、クレジットカード会社のキャッシングが闇金に近い位置になってきたなんて聞きますが、実際どうなんでしょうね。
単純にお金を取り立てる漫画じゃないんですね。
たとえば、1巻で言うと、主婦の借金は意外に多い、と書かれています。
女の人はパチンコやら酒やらタバコやら、一回ハマると抜け出せないみたいですね。依存しやすいみたいです。
たぶん生物学上そうなっているんだと思います。
だから、闇金も主婦に狙い撃ちするみたいですね。
で、旦那が公務員だと取立ては簡単らしいですね。体裁を気にするから。
継続してお金を取っていけるのでいいお客さんみたいです。
お金の使い方から、人間性や生き方を伝えてくれるのがこの漫画なんですね。さまざまな事例が出てくるのでじっくり読んだほうがいいですよ。
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【編集後記】
本日は社会福祉士基礎研修Ⅲです。朝5時のバスで札幌に向かいます。
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