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世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方/久世 浩司

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 久世浩司
実業之日本社
発売日 : 2014-02-28









【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
エリートと呼ばれる人には大きく分けて二種類存在します。
たくましいエリートと脆いエリートです。

ここでいう“たくましい"とは、精神的な打たれ強さであり感情をコントロールできる強い自己規律のことです。
心理的なたくましさがあるビジネスエリートは、 継続的に成果をあげ、
社内や社外での競争に生き残り、長いキャリアで成功を収めることができます。

一方で自己プロフィールに書かれた学歴や経歴からはエリートに見えても、
いざ難しい仕事を任せると精神的な脆さを見せる人がいます。
結果として、重要な仕事も任せられることなく、厳しい競争にサバイブすることができず、キャリアの
どこかで挫折してしまいます。なぜこのような差が生まれるのか。その答えは「レジリエンス」にあります。

本書ではその「レジリエンス」について解説、さらに「レジリエンス」を身につけるための7つの技術を紹介。
現在、いくつかのグローバル企業はレジリエンスに注目し、レジリエンスを高める法人研修を実施しています。
ロイヤル・ダッチ・シェル、グラクソ・スミス・クライン、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどです。

また「レジリエンス」は、グローバルに活躍したい人だけに有効なものではありません。
多くの人はビジネスシーンや生活のなかで、いくつもの失敗をします。
時には同じような失敗を繰り返すこと、失敗によって新しいチャレンジを躊躇することもあります。
そこに大きなチャンスがあるにも関わらずです。
私たちは、苦手なこと、難しいこと、失敗しそうなことに対して「無理! 」と言いがちです。
そこにリスクばかりが見えたり、失敗することへの嫌悪感や羞恥心があるからです。
レジリエンスは、「無理! 」と言わずに一歩踏み出すための技術です。

本書はレジリエンスを身につけるための「レジリエンス・トレーニング」本でもあります。
そもそも「レジリエンス・トレーニング」とは、ポジティブ心理学の生みの親として著名な
米・ペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士らが、おもにうつ病の予防策として開発したものが有名です。
欧米の進学校やリーマンショック以降の金融業界に導入されただけでなく、米陸軍の兵士たちが
戦地に赴く前に強靭な精神を鍛錬するためのプログラムとしても高い評価を受けています。

一方、本書で紹介する「レジリエンス・トレーニング」は、30年来に及ぶレジリエンスの研究を
ベースとしながら、認知行動療法、ポジティブ心理学、PTG(心的外傷後の成長)の
研究・手法を統合し、欧州で生み出された第2世代のトレーニング法。
英国のイースト・ロンドン大学のイローナ・ボニウェル博士らによって開発され、
英国やフランスで研究が進められています。日本国内で紹介するのは本書が初となります。


【響いた抜粋と学び】
著者の久世さんはポジティブサイコロジースクール代表です。慶應義塾大学卒業後、世界最大の消費材企業P&Gに入社。化粧品事業のマーケティング責任者としてブランド経営の商品開発に国内と海外で携わります。国内初のポジティブ心理学の社会人向けスクールを設立、代表として就任。ポジティブ心理学をビジネスの現場で活かす人材の育成に関わります。専門はレジリエンス。応用ポジティブ心理学準修士課程修了、日本ポジティブ教育協会代表理事、認定ポジティブ心理学コーチです(執筆当時)。

昨日の「NEXT READING」読書会で2冊同時読みのうちの1冊です。

なかなかひとりでは読み始められなくて……読書会に持ち込みました。

(レジリエンスとは何?)……もともと環境学で生態系の環境変化に対する「復元力」を表す言葉として使われていました。現代心理学で人の「精神的な回復力」を示す言葉として使われ始めました。「逆境やトラブル、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス」(アメリカ心理学会)

(レジリエンスが必要とされる理由)……・現代社会の「こころの健康」の問題:職場での鬱病など。・日本の急速なグローバル化:変化にオープン、多様性に柔軟に対応。・どう働くべきか迷っている人が増えている:周りに働き方のロールモデルがいない。

まずは本書タイトルにあるレジリエンスについてです。
失われた20年と言われている日本では昨今は常に逆境状態です。

こんな状態を打破するためにあるのがレジリエンスと言えるでしょう。

職場のうつも深刻な問題となっております。こころの時代と言われている現代。
物質的に豊かになればなるほど、気持ちは満たされないのでしょうか。

レジリエンスが必要な理由を載せておきます。

(価値のある失敗とは?)……「知的な失敗」:実験的な領域、アイデアや設計がうまくいくことを証明するための実験や革新的な知識の可能性を探るための実験において望ましくない結果になったとき。


日本人はとかく失敗を悪とみなしがちです。そうなると、失敗をしないために行動する、つまり今まで成功してきたものを続けるだけとなります。

停滞する現状を打破するためには現状維持ではいけません。なぜなら、変わらないからです。
停滞のままです。

となると、どうするか? 
挑戦するんです。

それがレジリエンスなんですね。

①ネガティブ感情の悪循環から脱出する!
②役に立たない「思いこみ」をてなずける
③「やればできる!」という自信を科学的に身につける
④自分の「強み」を活かす
⑤こころの支えとなる「サポーター」をつくる
⑥「感謝」のポジティブ感情を高める
⑦痛い体験から意味を学ぶ


ここがザッとの目次です。

さて、興味を持ったらぜひ本書を手に取りましょう。

1.最寄りの本屋さんへ
2.図書館へ。……あるかな?
3.Amazonで注文しちゃう。
↓↓↓
著者 : 久世浩司
実業之日本社
発売日 : 2014-02-28






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【編集後記】
本日は認定調査2件と新規契約1件です。夕方は帯広市介護認定審査会です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 久世浩司
実業之日本社
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