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黄色いバスの奇跡 十勝バスの再生物語/吉田 理宏

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 吉田理宏
総合法令出版
発売日 : 2013-12-10









【出会い】
TSUTAYA西帯店で出会いました。僕の地元は十勝バスがある十勝ですので大変興味深い一冊です。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
国からの補助金を頼りに、「がんばる理由」を見つけられなかった社員たちが、
「あるきっかけ」をさかいに次々とやる気になり、会社を変えていく ――。
自分のことばかりで、周りの社員のことを見ようともしなかった社長の野村文吾
が、4代続く老舗企業・十勝バスで社員と一緒に起こした、奇跡の物 語。


【響いた抜粋と学び】
著者の吉田さんはWAYOUTカンパニー株式会社代表取締役。小樽商科大学卒業後、経営コンサルティング会社勤務を経て、1995年に31歳で独立。数多くの成長企業をサポートするとともに、創業者(アントレプレナー)育成のため全国を飛び回ります。1998年、ワタミフードサービス株式会社の人材開発本部長に就任。2008年からは、こども向け職業体験テーマパーク「キッザニア」の運営部長として、こどもたちが安全で楽しめる環境づくりや組織運営において手腕を発揮します(執筆当時)。

僕は高校時代、幕別町札内から十勝バスで学校に通いました。
懐かしい。黄色いバス。
十勝バス。

本書にもありましたが十勝バスのストライキ。

そういえば僕が高校3年生だったかな。ストライキがあるとかないとかで、結局直前で中止になったんですよ。

前日まではバスが動かないんじゃ学校行けないね~なんて言ってワクワクしていた生徒多数。

当日、バス動く。遅刻者多数。みたいな。

それから14年。2年くらい前からかな、バスで会社に通勤するようになりました。
思いがけないことがあったんですね。

年配の方が乗るときにどうしても乗るのに時間がかかります。

そんなときバスの運転手さんが言うんです。
「おばあちゃんが乗っています。みなさま少々お待ちくださいね」

※ 中村信仁さんのラジオでもこのエピソードは紹介されました。僕は実際にこのエピソードを体験して感動しましたね。

また、シルバーカーを持って乗ろうとするおじいちゃん、おばあちゃんに進んで手伝う乗客の人たち。

十勝はまさに十勝バスを中心に優しさに満ち溢れているのです。

バス会社には当然、年間を通して休みはない、朝から晩まで走り続ける、人が少ないため、休みを頻繁にとるわけにはいかない、自ずと運転士の疲労は増す、どんなに頑張って運転しても、賃金は上がらない……。

こういうのを読むたびに思います。
大変なのは介護業界だけではない、ということを。

バス会社は十勝バスに限らずですが、僕は大変お世話になっています。

社会福祉士基礎研修Ⅲは札幌で開催されます。

僕は基本バスで行きます。

高速バス、ポテトライナーだったり、時間によっては行きだけ南千歳駅まで行くミルキーライナーだったり。

バス会社のおかげで朝早くから札幌に、しかも比較的安く行くことができます。
※ ポテトライナーは往復7000円弱です。

夕張-清水の高速道路が完全開通したため3時間半位で行けます。
もちろん、JRよりも遅いですが、それほど気になりません。

最近は黄色いバスから広告がバンバンついたバスが走るようになりました。
地方バスにしては40年ぶりの増収というのは広告収入が関連するのかな? なんて思っています。

これをデイサービスの送迎車でやったらどうなんだろう。
※ いや、広告収入を十勝バスがいただいているかはわかりませんが……。

地域の紹介につながり、収入も得られて、利用しているお客様の介護サービスを手厚くできる、一石二鳥じゃないですか。

文吾のアドバイスや考え方はシンプルだ、「お客様の声を聞く」「小さくやる」「従業員を信じて任せる」主にこの3つだった。

営業強化、というところでまず路線バス一つ、停車駅一つでポスティング開始です。

実際に3名ほど、大きな成果とまでは言えませんが、結果を残しています。

「バスに乗るのは手段であって目的ではない。しかしバス会社は、目的を提案しなくてはならない。行きたいところをつくる、紹介する。そこに行きやすくする。楽しい場所や美味しいお店に安く行けるようにする。十勝に住む人や、十勝に観光に来られる方に喜んでいただける存在になり、魅力的な十勝づくりに貢献するのが自分たちの役割なんだ」。

介護業界で考えると、介護を受けるのは手段であって、目的ではない、ということ。
介護を受けることによって、どうなるか、ということ。

介護サービスを受けることにより、身体機能維持、向上となり、介護が必要なくなる、もしくは今の状態維持で、家族と楽しく在宅生活ができる、というのが目的の一例となります。

あなたの介護施設ではお客様にどんな”目的”を提供するのか?
ということなんですね。

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著者 : 吉田理宏
総合法令出版
発売日 : 2013-12-10

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