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おかげさまで生きる/矢作 直樹

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 矢作直樹
幻冬舎
発売日 : 2014-06-26









【出会い】
ザ・本屋さんほんな店で出会いました。
※ 残念なことにこちらの店舗は平成26年9月13日20:30閉店となります。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
死を心配する必要はない。見えないことに意味がある。
救急医療の第一線で命と向き合い、たどりついた、「人はなぜ生きるのか」の答えがここに。
子供の頃から人は死んだらどうなるのだろうかと考えていた著者が、自らの母親の死を通して感じたのは、「死を心配する必要はない」ということだった。目には見えないけれども、「おかげさま」という言葉の力は自分の周囲に満ちている。
死を心配せずに毎日を楽しく生きることが今回の人生を与えられた私たちの使命であり、何よりも今を楽しむことこそが、最も重要なキーワードなのだ。
〈肉体の死は誰にも等しくやって来ますが、死後の世界はいつも私たちの身近にある別世界であり、再会したい人とも会えます。でもその前にやるべきことがあります。自分の人生を全うすることです。
人生を全うするということは、すなわち自分を知るということ。お天道さまに恥じない生き方とはどういうことか、生きている間にあれこれ自問自答し、様々な経験を経た後にあの世へと還るのがこの世のルールなのだろう、と私は感じています。〉――本文より

第1章 見えないものに意味がある
第2章 答えは出すものでなく出るもの
第3章 欲しがるのをやめる
第4章 評価は誰かの思い込みにすぎない
第5章 人は魂でつながっている


【響いた抜粋と学び】
著者の矢作(やはぎ)さんは1981年金沢大学医学部卒業。1982年富山医科薬科大学の助手となり、83年国立循環器病センターのレジデントになります。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、1999年東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授、精密機械工学専攻教授を兼担。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、現在に至ります(執筆当時)。

死生観について話すのはお坊さんかお医者さん、という定番どおりの書籍ですかね。
※ あとは小林正観さんもかな。

お医者さんの世間的地位の高さを改めて思い知らされる一冊ですね。一つ一つの言葉の重みが強いです。

「お医者さん=勉強している、頭いい」
という方程式から僕たちの脳裏には

「お医者さんの言葉=正しい」

となっていませんかね。

なので、本書にある言葉が一つ一つ響くんですね。そうだよな、って思うんですね。

本書はサラッと読める内容とボリュームですから読書初心者にオススメですよ。

置かれた場所で咲きなさい [単行本]
あたりの書籍と似ている気がしますね。

こういう時代だから、この人生に何か意味や目的を見出した人が多いのかな、と感じますね。
そして、そのニーズにお答えするのが本書なんでしょうね。

死に対する誤解や恐怖心は、それが未知なるものであるから生まれます、死んだらどうなるかを知らないからです、まずは「あり得ない」という考え方を、自分の中から追い出してください、この世はわからないことだらけです、人間が知らないことのほうが多くて当然なのです。

一人の医師として、これだけはお伝えしたいと思います、死は誰にとっても、残念な結果ではありません、ただし、多くの医師の中に「残念な結果」という考え方がまだ根強く残っていることは否めません。

医師や薬がどんな病気でも完全に治すわけではないし、永遠の寿命はどこにもありません、この言葉が本当に理解できるのなら、私たちがやるべきことはたった一つです、それは、今を全力で生き、今を全力で楽しむこと、たったそれだけです、そこに集中しましょう。

死に(逝く)場所に違いはありません、残った方の務めは、亡くなった方が遺した歴史を振り返ること、自分とその方が共有した時間を思い出すこと、旅立つ方の晴れ晴れとした気持ちを、静かに実感してあげてください。


若さへの執着は限界は知りません、しかし、誰もが必ず、老い、他界します、いきなりすべての執着を捨てることは無理ですが、年齢を重ねるごとに逆にエイジング(加齢)を楽しむ余裕を持つことは、そう難しいことではないはずです。

「死ぬ=負け」
みたいな方程式がこびりついている気がしますが、これは大きな間違いなんですね。
そもそも、人は死ぬんです。

当然なんです。

ただ、自分が死ぬ、というのは最後の経験なんですね。生きている間に経験できないことなんですね。

だから、怖いということです。

「前例がありません」
なんて言って挑戦から逃げる人の言葉と同じですよ。

死という経験がないから怖いわけです。

証拠がないとか紙に書かれていないからといった理由で、現代人はいとも簡単に口約束を反故にしますが、口からいったん出た言葉には大きな責任があるのです、それは下手な約束、失礼な言葉を決して口にすべきではないという意味であり、「言霊」を重要視してきた先人たちの叡智です。

現代のようにインターネットやらなんやら機械が発達していませんから、昔は言葉、口約束が大事でした。いや、今ももちろん大事なんですけど、ないがしろにされてますね。

しかし、言葉が明日のあなたを作るわけです。

私が若い人に伝えたいのは、誰かの言葉に左右されないで欲しいということ、誰かの言葉に振り回されないで欲しいということです、迷った時、あるいは悩んだ時は、どんなに周囲と相談しても、最後は自分の胸の内と静かに対話してください、そこから聞こえる声があなた自身です。

ここが本書で伝えたいメッセージですね。

他人はあくまで他人。結局、あなたの人生を生きるのはあなたなんですね。

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