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笑う介護士の秘伝/袖山 卓也

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 袖山卓也
中央法規出版
発売日 : 2008-02-22










【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
介護現場を常に笑いの渦に巻き込む「笑う介護士」袖山卓也。本書では、その“SODEYAMA式介護”の本質を探り、実践のコツを伝授します。身体介護の要点はもちろん、高齢者と心を通わせるための秘伝も満載。
好評既刊「笑う介護士の極意」に続く待望の書。

【響いた抜粋と学び】
著者の袖山さんは社会福祉士、介護福祉士、愛知県介護支援専門員、臨床検査技師等の資格を有します。医療から転身した際、無資格未経験にて介護の現場に飛び込み、現場にて経験を積みつつ、介護の倫理・理念を心に蓄積していきます。2000年4月1日より四年間、民間のデイサービスセンターの施設長を務め、ほとんど無資格未経験の職員によって、最高のサービス完成に至ります。2004年4月「有限会社笑う介護士」を設立。日本全国にて、福祉サービスの開設支援・運営指導、各種講演依頼の受諾等を担うべく、少数精鋭方式で活動中。2005年4月に『特別養護老人ホーム メリーホーム大喜』をプロデュース。運営支援のため、統括マネージャーに就任。以後、2006年5月に『有料老人ホーム セントレアライフ常滑』、2007年4月に『有料老人ホーム セントレアライフ武豊』を次々とプロデュース。同じく統括マネージャーに就任。2008年4月に『特別養護老人ホーム さわやかの郷』をプロデュース予定。年に七〇~一〇〇回の精力的な講演活動は対象範囲も多種多様で、医療・福祉系施設に始まり、各種専門学校・大学から公的機関や社会福祉協議会、企業関連、果ては幼稚園、小・中・高等学校にまで語り続けます(執筆当時)。

2013年の事件が記憶に新しい(?)袖山さんです。

最終的に言うと、あの事件は処分保留で釈放されたようです。
その後どうなったのか……。フェイスブックページや会社のHPは閉鎖されたみたいですね。

正直言うと、その事件前に読んだらもっと感動していたかもしれない、と感じます。
ただただ、残念ですね。


その他介護関係の方の書籍
↓↓↓

大逆転の痴呆ケア/和田行男
人を語らずして介護を語るな(2)/菊地雅洋
介護がラクになる マンガ認知症ケア (介護ライブラリー) /三好 春樹


「介護士である前にひとりの人間として、高齢者ではなく一人の人間を見つめる」。

福祉や介護というものは、あくまで普通の生活、当たり前の生活を支援していくものに他ならない、五体満足でも、不幸せを理由に自殺してしまう人はいるだろう、五体満足でなくとも、幸せを感じて生きていく人もいるだろう、幸せという価値は、その本人が決めるものなのである。

高齢者は輝くことを忘れた存在ではない、高齢者は輝いてはいけない存在ではない、高齢者は輝きを諦めねばならない存在ではない、誰しもが一度きりの、他に例のない唯一の特別な人生を生きているのだから、それは嘘偽りなく、本当に美しく輝く光景なのである。

ひとつひとつの言葉には重みがあり、響くんですね。

高齢者のエレベーターは、これまで下がってきたものである、これからもさらに衰えていくかもしれない心身をいかに止めるか、もしくは穏やかに下げていけるように支えるかが大切なのだ。

介護放棄の原因は、愛情そのものや介護の深刻度といった深さの問題ではない、その答えは、介護という行為そのものが一体いつまで続くのかという不安からくる、出口が見えないトンネルの長さなのである、つまり、介護に携わらねばならない時間の長さこそが、介護放棄の原因なのである。

このエレベーターには終わりが見えないんですね。地下何階まで行くか見えてこない。だから介護者は負担が強くなっていく、と感じますね。

人は心身が弱っている状態の人を支援する際に、お金のやりとりなどを計算して動いたりはしない存在である、介護なんてものは、本来タダでやるものなのである。

介護を仕事だと思って入ってはいけない、お金のやりとりが発生する以上、そこに責任が必要とされることは充分に理解している、だが、それでも仕事として自身の持てるすべてを押しつけていき、評価を勝ち取るようなものでは決してないのだ。

このあたりは独自の価値観ですね。

一昔前は保育も介護も仕事としては成立していませんでした。家制度の中で補完されるものだったのです。社会が成熟していく中で保育や介護が仕事となったわけですね。

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【編集後記】
本日は祝日ですが仕事です。外勤予定はありません。北海道は気温が一気に下がり10月の気温です。体調管理には充分気をつけたいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 : 袖山卓也
中央法規出版
発売日 : 2008-02-22

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