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会社はムダが9割/山口 智朗

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 山口智朗
あさ出版
発売日 : 2014-09-29









【出会い】
札幌駅にある弘栄堂で出会いました。


【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
株式会社武蔵野 代表取締役社長 小山昇氏 絶賛!

「日本経営品質賞を2度受賞し、
12年連続増収増益を達成している我が社にも
まだまだムダがあると気づかされた。
会社のムダをそぎ落とすきっかけになるはずだ」

あの、武蔵野の小山昇社長が全幅の信頼を置いている著者が、
経営におけるムダをなくし、
利益を最大化するための視点を解説する経営書。

会社に巣食う3つのムダ

1 ムダだとわかっていて、すでに手を打っているもの
2 ムダだとわかってはいるが、手を打っていないもの
3 本当はムダなのに、ムダだと気づいていないもの

とりわけ厄介な、3について、改善のための具体的な方法を指南します。
本業に集中するための、ヒントが満載です!


【響いた抜粋と学び】
著者の山口さんは株式会社ISO総合研究所代表取締役社長です。神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。ITベンチャー、コンサルティング会社勤務後、1999年に独立。ISOのコンサルティングを中心に事業を展開しています(執筆当時)。

本書を手にした理由は”タイトル”そしてAmazonランキング上位+在庫が不足している状態だった、ということです。

行列ができているラーメン屋さん。このラーメン屋さんはお客さんが並んでいる、並んでまで食べようとしている、だからきっと美味しいのかな。

こんな感覚ですね。

在庫が不足していて発送が遅れている。ランキングは上位。マケプレではプレミア価格。

この本は……。

会社のムダは、大きく分けて、次の3つに分類できます、
・ムダだとわかっていて、すでに手を打っているもの、
・ムダだとわかってはいるが、手を打っていないもの、
・本当はムダなのに、ムダだと気づいてないもの。

ISOやPマークを取得したほうが、仕事を受注しやすいのは事実です、一方でISOやPマークが、それだけでは利益を生み出さないのも、事実です、ということは、ISOやPマークは、「安く早く手間なく取得・運用する」のが得策だということがわかります。

ムダの多い社長には、「5つの共通点がある」と感じています、
「①見栄を張りたがる」
「②厚めの書類をつくりたがる」
「③内製化しないと気が済まない」
「④変化を嫌う」
「⑤固定観念に縛られている」
の5つです。

会社に巣食うムダを暴き、その改善策を講じるのが本書の特徴です。

で、そのムダはどこから来るのか、というと、やっぱりトップからなんですね。
その特徴は上記のとおりです。

アウトソーシングのメリットは、「自社で社員を雇用するよりもコストを抑えながら、セキュリティー面も含めた質の高いサービスが受けられる」ことです。

重い、遅いパソコン相手に過ごすムダな時間こそ、私はもったいないと思います、目先の出費を抑えるために、本業がストレスにさらされるのは、本末転倒もいいところです。

「まだ使えるものを捨てるのは、もったいない」という考えは、日本人にとってひとつの美徳かもしれませんが、ビジネスにおいては一概にそうとは言い切れません、未来の利益を最大化することを優先すべきです。


ぼくもパソコンが好きなんで自宅でもやりますし、仕事でもパソコンが多いのでよくわかります。
最新式、までいかなくてもある程度のスペックがないと動作はすぐに遅くなります。

そうなると仕事ははかどりません。

人件費と光熱費を考えればパソコンの初期投資なんてあっという間に回収できるんですね。

社長の仕事は「決定」、社員は「実施」です、ところが、社内の価値観を揃えるための「社員教育」が十分に行われていないと、社員は社長の言葉(考え)がわかりません、ギャップがあり過ぎるのです、逆に、社長が幹部の気持ちや、一般社員の気持ちを理解できるかといえば、これも難しいでしょう。

先日、社会福祉士基礎研修Ⅲの講義でリスクマネジメントがありました。

その中で職員の接遇のことが話題にあがりました。電話の応対ですね。

たかが電話なのに、できない人いるよね。という話題だったんですが、僕にしてみたら生活相談員やケアマネジャーをやることで電話の応対を人並みにこなすことができるようになりました。

介護職だったときはすっごく苦手だったんですね。

だって、自宅の電話や携帯なんて型は不要じゃないですか。特に携帯なんて基本電話する人は知っている人が
かけてきます。知らない番号は出ないとか、出ても名乗らないという選択ができます。

しかし、ビジネス電話は違いますね。これは経験が不可欠なんですよ。相談員やケアマネをやっているとこういうのが当たり前にできるようになりますが、それは全職員の当たり前ではない、ということですね。

ムダな社員を生み出しているのは、社員を正当に評価できない社長の責任です、社員のモチベーションを上げるのは、ひとえに社長の決定次第なのです。

モチベーションの高さが仕事の実績に比例するかというと、そうとは言い切れません、私は、「社員のモチベーションを無理に上げる必要はない」と考えています、自らやる気を出して、自発的に仕事に取り組む社員は、それほど多くはありません、だとしたら、嫌々でもしかたなくても、働かなくてはならないしくみをつくったほうが、会社としては成果が上がりやすいと思います。

自分が嫌いだったり、苦手と思っていることは、果たして何回トライしてそう決めたのでしょうか? もしかしたら、次のトライで「おもしろかった」に変わるかもしれません、その1回は永遠に来ないかもしれませんが、次かもしれません、どうせやらなければならないことなら、試しにやってみても損はないはずです。

人を指導する、教育するのにムダなことはありません、同じことを何度も、何度も、繰り返し言い続けるしか、相手に届ける方法はありません、遠回りのように思うかもしれませんが、「言い続けること」が、相手の理解を促す最短距離ではないでしょうか。

このあたりはそれぞれ、会社に巣食うムダをピックアップしてそれについてのコメントです。なるほどなぁ。

人生で大事なことはムダをなくすことではありません、人生を豊かにし、実現したい夢について考え、実行していく時間こそが大事です。

本書のキモの部分ですね。

ムダをなくすことに力を入れるのではなくて、大切なことに時間を費やすことなんです。実行することなんですね。

その中で出てきたムダをムダと判別できるかどうか、ってことなのかな、と僕は感じましたね。



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