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人を動かす2:デジタル時代の人間関係の原則

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おはようございます。岡本大輔です。
本日、おかげさまで33歳の誕生日を迎えました。
そんな大切な日に紹介したい書籍はこちらです。
↓↓↓

著者 :
創元社
発売日 : 2012-11-06









【出会い】
2年前に出会いました。僕の誕生日にぜひ紹介したいと思い、再読しました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
あらゆる自己啓発本の原点となったD・カーネギーの名著『人を動かす』は、人間関係の
原則を説得力豊かに解き明かし、現代もなお多くの読者に読み継がれる世界的ベストセラ
ー。本書はその正統たる続編として、デジタル時代のデジタル世代へ向けた新版。カーネ
ギーの普遍的な原則を、様々なコミュニケーション・ツールが次々に登場する現代にどう
適用し、どのように応用していけばよいかを、新たな事例を挙げながら懇切に伝える。

目次
はじめに――カーネギーのアドバイスはなぜいまなお重要なのか
◆Part1 人づき合いの基本原則
◆Part2 好感をもたれる六つの方法
◆Part3 信頼を築き、維持する
◆Part4 怒りも抵抗も招かずに人を変える


【響いた抜粋と学び】
2013年、
采配/落合博満
2012年、成功はゴミ箱の中に/レイ・A・クロック
2011年、
道は開ける/デール・カーネギー

誕生日(と正月!……クリスマスも?)には大切な一冊を紹介しよう、と再読書籍を早朝に紹介していました。

今回選ばれたのは
人を動かす2:デジタル時代の人間関係の原則 [単行本] です。

かれこれ4年前、中小企業家同友会の中堅幹部学校を卒業してから、介護業界だけでなく他の業界だって大変な思いをしているんだ、と気づき、今の自分のままではいけないと早起き・読書のスタイルが確立されました。

2010年、介護支援専門員、2011年、社会福祉士と同じ年度で資格を取得し、新しい自分を見つけていった年に
人を動かす 新装版 [単行本] と出会っていました。

初めて読んだときの衝撃と言ったらなかったです。

うわ、これに介護の仕事における対人援助のすべてが記されている! と思いましたよ。これさえあればお客様との関わり、認知症の方との関わり、全て解決だ! と確信しましたよ。

そんな衝撃作の続編とあって2年前、本屋さんで出会った時は即買いでした。

今日においても、友をつくり人を動かすのに気の利いた言い回しは必要ない、必要なのは、謙虚な広い心をうまく伝える控えめな言葉だ、もしあなたが世間とうまくいかないというなら、誰が正しいかを気にするのをやめればいい。

タイトルに惑わされる人がいるかもしれませんが、本書は他人を意のままに操るものではありません。他人を動かすためにどうするのか? 今のあなたを変えること、そしてあなたがどうすればいいのかが記されているのです。

特別な言葉ではありません。頭の回転が早く、一部の天才が使える言葉ではありません。誰もができることを記しているのです。

人の名前には、それほど大きな力があるのだ、名前はただの言葉ではなく、もっと意味深い、もっと重要な何かのシンボルだ。

古今東西のどんな物語においても、人の名前はたんなる符牒ではない、それはその人のキャラクターや、人間性や、運命を一手に表すものだ。

政治家が学ぶべき最初の教訓のひとつはこれだ、「有権者の名前を覚えることは政治家のつとめである。もし忘れれば、こちらが忘れられる」、人の名前を覚えるのが得意というのは、歴史上の偉大なリーダーのほとんどに共通する特徴だ。

もし名前がはっきり聞き取れなかったら、「すまないが、もう一度言ってくれないか」と頼む、もし変わった名前だったら「どうつづるのかね」とたずねる、こうしたやりとりのあいだに、彼はその名前をあえて何度か口に出し、その人の顔立ちや、表情や、外見の印象とを心のなかで結びつける。

メールやメッセージを書くときに、ハイとかヘイとかいう省略形の挨拶を使わずに、「親愛なるロビン」とか「おはようロバート君」といった名前を入れた挨拶を習慣にする。

人は自分の名前に、地球上の他のどんな名前より関心があることを忘れてはいけない、名前を覚え、それをすらすらと口にするのは、相手に対するさりげない、それでいてすこぶる効果的なほめ言葉だ、だが名前を忘れたり、つづりを間違えたりすれば、墓穴を掘ることになる。


今回の再読にあたり、僕は本書の中でも最も重要だというところを厳選しました。

それが
・人に好感をもたれる六原則
の中の
「名前をよぶ」

です。

介護の仕事においてもこれはもちろん大事なんですね。
※ 今まで出会ってきた人の中には名前を覚えられない人もいました。特に看護師にそういう人が多いですね……。

耳が遠いお客様。その方に伝えたいことがある。でも、耳が遠いから大きな声で話さないといけない。
いえいえ、必ずしもそうとは限りません。

僕はお世辞にも大きな声とは言えませんが、多少耳が遠いお客様でもしっかりと聞き取っていただけます。

それにはコツがあって、
・低めの声で話す……僕の声はかなり低いので聞き取りやすいと言われます。
・話すスピードをゆっくりに……ここも大事です。大きな声でも話すスピードが早いと聞き取れません。
・名前を呼んでから話す

3つめが大事です。
「すいません」
「よろしいでしょうか」
だけでは誰に話しているのかわからないんですね。

だから、名前を最初に呼ぶのです。

すると、当事者意識ができるんです。
あ、私に話しかけているんだ、と思うんです。すると、そのお客様は私たちの話に集中するんです。聴こうとしてくれます。

簡単に言うと、みなさん! と話しかけるのか、岡本さん! と話しかけるのかで当事者意識が変わるんですよ。

変えたい相手を変えていくのに質問をするのがいい方法であるのは確かだが、多くのリーダーはその方法をとらない、なぜか? それは質問をして、すでにこちらの頭のなかにあることを相手に答えさえせるというのが、ただのまわり道にしかみえないからだ、残念ながら、人は命令されるのが嫌いなのだ、それが理由だ。

どのメディアであれ、質問を使えば、質問された全員の向上につながるような会話が生まれる、そして全員が、その結論は自分も一緒になって出したのだという気持ちになる、さてどうだろう、あなただって命令されるより質問される方が、ずっと気分がいいのではないだろうか。

本書で紹介したいもう一つが
・質問をする

です。

子育てをしているとよくわかります。
「勉強しなさい!」
と言われて気持ちよく勉強する子どもがいないのはこういう理由なんですね。

「遊んでいていいけど、これから受験が控えている。これから〇〇で働くためには志望している高校に行くのが一番早いんだけど、今の学力では少し足りないみたいだね。このまま遊んでいるかい?」
と質問するんですね。

極論を言うと、本人次第になるんですよ。いくら勉強しろ! と命令したってやらないときはやらない。だったら、やらなくてもいい、と僕は思うんですね。

本人の選択と決断ですから。

それが、失敗だったというのはずっとずっと後なんですね。でも、本人がそれに気づいてそれじゃあいけない、と行動を変えられないと本人のためにならない、と僕は考えています。

ただ、そうはいってもその先が見えているのに、黙っているのもなんだから
・質問をする
なんですね。

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【編集後記】
本日はモニタリング訪問2件、認定調査1件。夕方から職員会議参加です。仕事が終わったあとは誕生会をしていただきます。今夜ピザパーティーです(ヤッター!!)

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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著者 :
創元社
発売日 : 2012-11-06

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