こんばんは。岡本大輔です。
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主婦の友社
発売日 : 2009-12-18
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【出会い】
話し方の向上を考えていたところ帯広図書館で発見しました。
※ 本書は昨年6月28日に紹介しました。→気持ちが伝わる話しかた/森田汐生
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
コミュニケーションではどのように伝えるかが大事。人間関係をよくする「伝え方」のヒントを体験を交えながら紹介。
あなたのちょっとした伝え方、表現で相手を不快にさせていませんか? 怒らせていませんか? 実はムッとしているかもしれません。
第3次産業が労働者の7割を占める現代だからこそ、「伝え方」を気にしましょう。
【気になったポイント】
対話できない人が増加。
メールではひどいことをいえても直接会って話せない。
自分の感情を隠し続けると自分が何を感じ何を考えているか自分でもわからなくなってしまう。
アフター5がなくなる=職場の人間関係がビフォア5に限られる。
伝えたいことが伝わるように相手にボールが届くように意識して投げ、対話する。
Iメッセージで伝える。
最初の一言が大事……とても大事な話なので聞いてください。
語尾に気をつける、言い切る。
ボディランゲージ……目線を合わせる、声と表情、姿勢、相手との距離。
比較して褒めてはいけない。こじれた関係修復は気長に。
【響いたポイントと学び】
アサーティブである=自分も相手も大切にしつつ自分の感情や要求を率直に誠実に、そして対等に伝えることができる。
アサーティブとは何か?
横文字をただ押し並べるだけでは読者に伝わらないので本書の説明と共に説明します。
福祉現場ではお客様を大切にする姿勢は素晴らしいのですが、行き過ぎると自分を犠牲にして……家庭の時間を捨ててでもお客様に尽くそうとする、会社に尽くそうとする人がいます。
それは、組織のあり方にも問題があるのかもしれませんが……お客様だけを大切にするのではなく、自分自身の心も身体も大事にするということです。
僕の場合ですと介護支援専門員とデイサービスの生活相談員を兼務しているので他の介護支援専門員と違い土日が休みと決まっていません。平日が休みのときがあります。
僕が兼務し始めた当初はお客様の都合を優先させすぎて自分の休みの日に訪問の予定を入れてしまい、家族からも「まともな休みがないんでしょ!」と言われ、自分自身を追い詰める結果となりました。
もちろん、緊急の場合はお客様の都合を優先させますが、それ以外では福祉職といえどあくまで同じ人間であり、限りがあります。
兼務し始めた当初から見ると僕は今訪問日の調整など自分の休みを正直に伝えてお客様、ご家族様とうまく調整できていると感じます。
人間関係においてどちらか一方が過度に負荷がかかっている状態で関係をうまく保っていけるわけがない。
こんな当たり前のことを「福祉の仕事だから」と見失っていた自分がいたわけです。
アサーティブの4つの柱……誠実、率直、対等、自己責任。自分に誠実でないと相手に誠実になれない。
アサーティブの基本となるポイントを挙げました。
福祉職に必要な人間に必要なこと。誠実、率直、対等、自己責任です。自分に誠実……成功したこと、失敗したこと。大人になるにつれて自己の正当化がでてきます。
すると、自分だけでなく周りの仲間も自身の正当化をしてしまいます。お互いがお互いを正当化するとどうなるでしょうか? 話し合いは平行線を迎えます。
そのときどうすればいいのでしょうか?
簡単です。あなたから自己の正当化の過ちを認めることです。自分に誠実であるということは自分が失敗したことを素直に認めることです。
医療・福祉、CA、ホテルスタッフは自分の感情を押し殺して仕事をするのでストレスがたまる。
感情すべてを押し殺すわけではなく、特に怒りだとか憎しみといった負の感情については押し殺す必要があり、吐き出す場面がないので(お客様にぶつけるわけにもいかず)ストレスがたまります。
喜びや楽しみといった感情はお客様と共有できても、悲しみや憎しみ・怒りを共有するとなると難しいのです。
このようなとき、デイサービスで働いていれば相談員、介護職、看護職など連携し、仲間同士で話し合えることがストレスを発散させる一つになるでしょう。
一方で居宅介護支援事業所、1人ケアマネの施設では……そういった不満などを吐き出す場面が少なくなってしまうので介護支援専門員連絡協議会といった集まりの存在が大切でしょう。
自己開示をすることで自分の不安レベルを下げる、相手に伝わりやすくする。
伝えるときの5つのポイント……時と場所、要求の的を絞る、自分の気持ちも伝える、繰り返しポイントに立ち戻る、相手の立場も理解する。
怒りの気持ちを伝えるには……落ち着いた声で伝える……「私〇〇について腹を立ててます」。
怒りの奥にあるもの……フラストレーション、傷ついた感情、希望。
伝えるときに、相手にとって、あなたにとって「安心・安全に伝える」、これが大事です。我が家の例で言えば、長男・長女ともに小学校高学年、中学生と多感な時期で、”自分”というものを持ち始め、主張します。
お互いに気持ちを伝えることができる反面、相手がどう思うか? 相手の立場になる、というのはまだまだ難しいようです(これも経験ですね)。
子供ですから、感情的になりやすいし、相手のことを考えずに知らず知らずに心をえぐるようなことを行ってしまう可能性があります。
これは子どもだけじゃなく、大人にも言えます。伝えるとき、特にネガティブなことを伝えるときほどあなたは気持ちを落ち着けて、ゆっくり、静かに伝えるのです。
主婦の友社から出版されているだけあって(?)、ママ目線、主婦目線で読みやすく、実践しやすくなっています。
日頃、子育てでお疲れのあなたにぴったりの1冊です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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