おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
【出会い】
帯広図書館で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「モノづくりでは勝った」
しかし「ブランドづくりで負けた」企業が多い。
ブランドは、モノの中にあるのではなく、人の心の中にある。
強いブランドは、成り行きまかせではできない。
戦略性と創造性をもって、つくりあげるものだ。
本書の目的は、規模がない、広告宣伝費もない、歴史もない中小企業や地域産業のための、
ブランドづくりの「羅針盤」となることである。
日経MJの「トマトのブランド調査」1位、野菜ソムリエが選ぶトマト1位、日本農業賞受賞など、
高糖度トマトのトップブランド「アメーラ」のブランド構築に関わった著者の実践例を紹介しながら、
「世界一わかりやすい」実践理論を解説する。
<CONTENS>
プロローグ モノづくりに勝ち、ブランドづくりに負けた?
■P A R T 1 _ _ _モノづくりから、ブランドづくりへのシフト
C H A P T E R 1──ブランドづくりのベクトルを統一しよう
C H A P T E R 2 ──ブランドの力
C H A P T E R 3──強いブランドの条件
■P A R T 2 _ _ _どうすれば強いブランドをつくれるのか
C H A P T E R 4──ブランドづくりのファースト・ステップ
C H A P T E R 5──強いブランドは、感情に訴える
C H A P T E R 6──なぜ、二番手ではダメなのか?
C H A P T E R 7──ブランドづくりは、ひき算である
C H A P T E R 8──強いブランドの強力な土台
C H A P T E R 9──目にみえないブランド価値を形にする
C H A P T E R 1 0──良い名前、悪い名前
C H A P T E R 1 1──誰のためのブランドか?
C H A P T E R 1 2──広告に頼らないブランドづくり
C H A P T E R 1 3──強いブランドの価格戦略
C H A P T E R 1 4──強いブランドには、ハーモニーがある
C H A P T E R 1 5──ブランドづくりにゴールはない
【響いた抜粋と学び】
著者の岩崎さんは静岡県立大学経営情報学部教授・地域経営研究センター長です。上智大学経済学部卒業、上智大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。国民金融公庫、東京都庁、長崎大学経済学部助教授などを経て現職です。専攻はマーケティング。主な著書に『小が大を超えるマーケティングの法則 [単行本(ソフトカバー)] 』(日本経済新聞出版社)などがあります(執筆当時)。
人々を動かす大きな力は「モノ」から「ブランド」へとシフトしている、消費者に選ばれるためには、モノづくり志向からブランドづくり志向へ発想を転換し、モノを超えた「何か」を創造することが不可欠になっている。
ブランドづくりの前提は、まず「ブランドとは何か」について、ベクトルを合わせることである、そして、メンバーが同じ方向をみることだ。
人々が京都を訪れたいと思うのは、京都のイメージが頭に描けるからであり、沖縄のイメージが頭に浮かぶからだ、北海道を訪れたいと思うのも、北海道の広大な自然のイメージなどが頭に描けるからだろう。
目を閉じて、何かしらの好ましいイメージが浮かばなければ、選択されることはない。
冒頭、面白い事例がありました。
松阪牛と静岡和牛のどちらを食べたいか?
味も価格も同じであれば「松阪牛」と答えたのが7割を超えました。
現実は京都で開催された「和牛の品評会」では静岡和牛が最優秀賞を受賞しました。
しかし、直後のセリで最高価格をつけたのは「松阪牛」です。
これがブランドの力です。
一般庶民が高級な牛肉としてイメージするのは神戸牛であり松阪牛なんですね。
ブランドです。
※ ちなみに神戸牛となる牛は北海道の十勝、新得町で育てています。
「強いブランド」を規定する条件:
①明確なコンセプト
②感性に訴求する
③独自のポジションがある
④低価格ではない
強いブランドには、「違い」がある、強いブランドは、真似をしない、他と違っていることは、強いブランドを作るために不可欠な要素である、均質化したもの、どこにでもある商品は、強いブランドにはならない。
ダン S ケネディの団塊シニアマーケティング 容赦なき戦略/ダン・S・ケネディー
1泊4980円のスーパーホテルがなぜ「顧客満足度」日本一になれたのか?/山本 梁介
あたりを読んで、本書を参考にすると、
これからできる老人ホームには「眠りに特化した」場所が必要です。
眠りが不十分だとさまざまな病気・弊害が出ます。
これが事実です。健康を害する要因のひとつは不眠です。
なので、
「熟睡できる施設」
ができれば、他の施設と差別化できるのではないか、ということです。
熟睡のためにはどうするか?
・寝具を揃える……枕の高さなど
・私物を持ち込む……自分の場所という安心感
・適度な運動
・規則正しい生活
・人それぞれに合った生活スタイルの把握
など。
どうですかね。
「ジャングル」には種をまかず、「砂漠」に種をまく、これが強いブランドだ、新規参入が容易なジャングル地帯では、ブランドづくりは困難である。
「みんながやっているから、自分もやろう」は、ブランドづくりにとって危険な発想である、強いブランドをつくりたいなら、「みんながやるなら、自分やらない」「既存のビッグブランドとは逆方向に行く」という逆張りの発想が必要だ。
ブランドで、「鉛」を「金」に変えることはできない、そうではなく、「金」を「より輝く金」に変えてくれるのがブランドなのだ、強いブランドは、高い品質を消費者に伝達し、その評価をさらに高めてくれるのである。
先述した高齢者介護業界は砂漠ではなくアマゾンです。既存の医療法人、社会福祉法人のみならず株式会社やら民間企業が参入しています。
競争が激化しているわけです。
なので、ここで勝負しないほうがいいのかもしれません。
あるいは介護保険サービス外のことやさきほどと関連すると「高齢者が熟睡できる寝具」に特化した会社を作る、とかね。
いきなりブランドとはいかなくても、まず自社の強みを知ることが第一歩じゃないですかね。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
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日本経済新聞出版社
発売日 : 2013-09-26
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【出会い】
帯広図書館で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「モノづくりでは勝った」
しかし「ブランドづくりで負けた」企業が多い。
ブランドは、モノの中にあるのではなく、人の心の中にある。
強いブランドは、成り行きまかせではできない。
戦略性と創造性をもって、つくりあげるものだ。
本書の目的は、規模がない、広告宣伝費もない、歴史もない中小企業や地域産業のための、
ブランドづくりの「羅針盤」となることである。
日経MJの「トマトのブランド調査」1位、野菜ソムリエが選ぶトマト1位、日本農業賞受賞など、
高糖度トマトのトップブランド「アメーラ」のブランド構築に関わった著者の実践例を紹介しながら、
「世界一わかりやすい」実践理論を解説する。
<CONTENS>
プロローグ モノづくりに勝ち、ブランドづくりに負けた?
■P A R T 1 _ _ _モノづくりから、ブランドづくりへのシフト
C H A P T E R 1──ブランドづくりのベクトルを統一しよう
C H A P T E R 2 ──ブランドの力
C H A P T E R 3──強いブランドの条件
■P A R T 2 _ _ _どうすれば強いブランドをつくれるのか
C H A P T E R 4──ブランドづくりのファースト・ステップ
C H A P T E R 5──強いブランドは、感情に訴える
C H A P T E R 6──なぜ、二番手ではダメなのか?
C H A P T E R 7──ブランドづくりは、ひき算である
C H A P T E R 8──強いブランドの強力な土台
C H A P T E R 9──目にみえないブランド価値を形にする
C H A P T E R 1 0──良い名前、悪い名前
C H A P T E R 1 1──誰のためのブランドか?
C H A P T E R 1 2──広告に頼らないブランドづくり
C H A P T E R 1 3──強いブランドの価格戦略
C H A P T E R 1 4──強いブランドには、ハーモニーがある
C H A P T E R 1 5──ブランドづくりにゴールはない
【響いた抜粋と学び】
著者の岩崎さんは静岡県立大学経営情報学部教授・地域経営研究センター長です。上智大学経済学部卒業、上智大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。国民金融公庫、東京都庁、長崎大学経済学部助教授などを経て現職です。専攻はマーケティング。主な著書に『小が大を超えるマーケティングの法則 [単行本(ソフトカバー)] 』(日本経済新聞出版社)などがあります(執筆当時)。
人々を動かす大きな力は「モノ」から「ブランド」へとシフトしている、消費者に選ばれるためには、モノづくり志向からブランドづくり志向へ発想を転換し、モノを超えた「何か」を創造することが不可欠になっている。
ブランドづくりの前提は、まず「ブランドとは何か」について、ベクトルを合わせることである、そして、メンバーが同じ方向をみることだ。
人々が京都を訪れたいと思うのは、京都のイメージが頭に描けるからであり、沖縄のイメージが頭に浮かぶからだ、北海道を訪れたいと思うのも、北海道の広大な自然のイメージなどが頭に描けるからだろう。
目を閉じて、何かしらの好ましいイメージが浮かばなければ、選択されることはない。
冒頭、面白い事例がありました。
松阪牛と静岡和牛のどちらを食べたいか?
味も価格も同じであれば「松阪牛」と答えたのが7割を超えました。
現実は京都で開催された「和牛の品評会」では静岡和牛が最優秀賞を受賞しました。
しかし、直後のセリで最高価格をつけたのは「松阪牛」です。
これがブランドの力です。
一般庶民が高級な牛肉としてイメージするのは神戸牛であり松阪牛なんですね。
ブランドです。
※ ちなみに神戸牛となる牛は北海道の十勝、新得町で育てています。
「強いブランド」を規定する条件:
①明確なコンセプト
②感性に訴求する
③独自のポジションがある
④低価格ではない
強いブランドには、「違い」がある、強いブランドは、真似をしない、他と違っていることは、強いブランドを作るために不可欠な要素である、均質化したもの、どこにでもある商品は、強いブランドにはならない。
ダン S ケネディの団塊シニアマーケティング 容赦なき戦略/ダン・S・ケネディー
1泊4980円のスーパーホテルがなぜ「顧客満足度」日本一になれたのか?/山本 梁介
あたりを読んで、本書を参考にすると、
これからできる老人ホームには「眠りに特化した」場所が必要です。
眠りが不十分だとさまざまな病気・弊害が出ます。
これが事実です。健康を害する要因のひとつは不眠です。
なので、
「熟睡できる施設」
ができれば、他の施設と差別化できるのではないか、ということです。
熟睡のためにはどうするか?
・寝具を揃える……枕の高さなど
・私物を持ち込む……自分の場所という安心感
・適度な運動
・規則正しい生活
・人それぞれに合った生活スタイルの把握
など。
どうですかね。
「ジャングル」には種をまかず、「砂漠」に種をまく、これが強いブランドだ、新規参入が容易なジャングル地帯では、ブランドづくりは困難である。
「みんながやっているから、自分もやろう」は、ブランドづくりにとって危険な発想である、強いブランドをつくりたいなら、「みんながやるなら、自分やらない」「既存のビッグブランドとは逆方向に行く」という逆張りの発想が必要だ。
ブランドで、「鉛」を「金」に変えることはできない、そうではなく、「金」を「より輝く金」に変えてくれるのがブランドなのだ、強いブランドは、高い品質を消費者に伝達し、その評価をさらに高めてくれるのである。
先述した高齢者介護業界は砂漠ではなくアマゾンです。既存の医療法人、社会福祉法人のみならず株式会社やら民間企業が参入しています。
競争が激化しているわけです。
なので、ここで勝負しないほうがいいのかもしれません。
あるいは介護保険サービス外のことやさきほどと関連すると「高齢者が熟睡できる寝具」に特化した会社を作る、とかね。
いきなりブランドとはいかなくても、まず自社の強みを知ることが第一歩じゃないですかね。
こちらは僕のメルマガです。
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「介護業界のウラのうら」
ブログでは書きづらかった内容を配信します。
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『介護業界ウラのうら』
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【編集後記】
昨日はデイサービスの送迎のみ仕事に行ったので、本日が丸々一日休みということになります。次男の発表会の衣装を買いに行きます。
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発売日 : 2013-09-26
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