こんにちは。岡本大輔です。
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中経出版
発売日 : 2012-11-14
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【出会い】
帯広図書館で出会いました。
【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
本書で紹介する「トヨタの片づけ」は、単なる「整列」ではありません、トヨタの片づけとは……、ムダがなくなり、効率が上がり、売上が上がる。
~Amazonより~
「5S」や「カイゼン」など、トヨタが徹底的に突き詰めてきたメソッドを、オフィスワーカーにも応用できるビジネスツール&自己啓発スキルとして紹介!「片づけをすれば業績は必ず上がる」「片付けない人を責めるな、片づかない仕組みを責めろ」といったトヨタの名言も満載の一冊!
【響いた抜粋と学び】
著者の(株)OJTソリューションズは2002年4月、トヨタ自動車とリクルートグループによって設立されたコンサルティング会社です。トヨタ在籍40年以上のベテラン技術者が「トレーナー」となり、トヨタ時代の豊富な経験を活かしたOJT(On the Job Training)により、現場のコア人材を育て、変化に強い現場づくり、儲かる会社づくりを支援しています。
本社は愛知県名古屋市。50人以上の元トヨタの「トレーナー」が所属し、製造業界・食品業界・医薬品業界・金融業界など、さまざまな業種の顧客企業にサービスを提供しています。
主な書籍に10万部突破のロングセラーとなった『トヨタの口ぐせ [単行本(ソフトカバー)] 』、その続編『トヨタの上司 [単行本(ソフトカバー)] 』(共に中経出版)がある。
URL http://www.ojt-s.jp/
実は僕もトヨタで働いたことがあります。
卒業後すぐに働いた施設を1年3ヶ月で辞めて愛知県に行ったんですね。
要するに派遣社員です。
で、トヨタに派遣されて3ヶ月くらいで6ヶ月くらいトヨタと直接契約の期間工として働きました。
5Sだとか4Sだとか朝礼の時にやってましたね。
でも、僕のラインではあまり徹底していなかったかな。
結局さ、正社員を減らして派遣社員を増やすことで人件費を削減できたんだけど、その分、不良品が多く出てきて、経費がかさむようになったって聞きましたね。
松下幸之助さんが
「松下電器は人を作る会社です。それに伴って電化製品も作ってます」
みたいことを言っていました。
その通りだったんですね。人件費を削減して、人材育成を疎かにしたツケが不良品増加ですよ。
人が育たないところではいい商品もできない、ということですね。
はい。
多くのトレーナーが言うことですが、5Sのうち最初の「整理」と「整頓」をやるだけでも、必ず職場の効率はアップし、成果が上がるのです、片づけをすることで、利益をかすめ取るムダを取り除くことができるからです。
デスクで仕事をするうえでの鉄則は、『今日、必要なもの以外はデスクの上に出さない』ということ、明日、使う書類は必要ありませんし、文房具も今日使わないのであれば、定位置に収納しておくべきです」。
モノは長く保管しているうちに必ず傷んできます、数年すると錆びて使えなくなるものもあります、「いつか使うかもしれない」と言ってとっておいても、気がついたら使いものにならなくなっていた、ということが起こります。
トヨタで働いていた時に、2年に一回、数枚しか必要のない部品を作る機会がありました。
そんで、そのときに僕の伝達ミスで数枚のものを50枚くらい作ってしまったんですね。
とんでもないことをやってしまったわけです。良品ですが、今不要。置き場所に困るわけです。長く保管していれば何かのミスで壊したり、汚したり、などする可能性がありますから。
・整理する=「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる
・整頓する=「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする。
整理整頓は4文字でひとつの意味ととらえられがちですが、それは違うのです。
整理は整理、整頓は整頓で違うんです。
・必要以上に持っている部品だから、結局は使わない、あとで元の場所に戻すことになり、かえって忙しさが増す。
・必要以上に持ってしまうから、ほかの作業者の分が足りなくなる、その結果、部品を余分に仕入れることになり、お金のムダになる。
・必要以上に持ってしまうから、作業者の手元が乱雑になる、モノであふれてくるから、作業のミスが発生しやすくなる。
つい昨日のことです。自宅にサランラップがないなぁ、と思ってちょうどツルハに行ったのでラップを二つ買ったら、実はまだラップがあったんですね。
もう、収納場所に困るわけです。
で、必要以上に持っていると置き場所に困る。普段置かない場所に置くからあること自体を忘れる。
すると、また買ってしまう。
悪循環なんですね。
手持ちぶさたになり、余計なことに手を出し始めると、「品質が堕ちる」「ケガをしやすくなる」といったことが起きます。トヨタでは、「」たとえヒマになっても、何もせずにジッとしておけと言います、「本来の仕事にはない余計なことはするな」というのがルールなのです。
「清掃は、仕事ではない。仕事の合間にやるもの」と考える人が多いですが、トヨタでは、清掃は大切な業務の一部としてとらえています、清掃は、散らかったあとや汚れたあとにやるものではありません、日頃から習慣化するものです。
一つ目の抜粋がケアマネの仕事に関連するな、と思ったんですね。
月一回の訪問、面接は法律上決められたことであり、それらを行わないと報酬カットになります。
なので、月初の数日間にまとめて行きたくなるんですね。
さっさと終わらせよう、って。
すると、仕事がそのときだけ忙しくて、後々時間を持て余す、ということがあります。
で、詰め込んで仕事をすると、訪問はしたけど書類が終わってない。電話連絡していない、などのミスが起こるんですよ。
だから、仕事ってのは自分のこなせる分だけやっていけばいい、ということになるんですね。
確かに明日どうなるかわからない、という理屈はわかるんですが、そんなこと言ってたら外にも出られないじゃないですか。
交通事故に遭うかもなんてね。
くだらないんですよ。
起こってもいないことで不安になってせかせか仕事をして、なんて。
余裕を持って仕事を進めることで毎日の整理整頓、清掃が習慣化できます。すると、ますます、効率よく仕事ができます。
緊急の案件にも柔軟に対応できるんですよ。
抜粋には載せていませんが、整理整頓の例として決められた場所に決められたモノを置く方法として、モノの下にテープとペンで、セロハンテープと書いてペタっと下に貼っておく。その上にセロハンテープを置いておく。
そこに置かないと決められた場所にモノがないことがわかるんで片付けやすいんですね。明日早速やろう。
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