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薬剤師は薬を飲まない (廣済堂新書)/宇多川久美子

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
※ 再更新記事です。
↓↓↓
廣済堂出版
発売日 : 2013-12-17









【出会い】
ザ・本屋さんWOW店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~
薬と「一生のおつきあい」ということは、つまり薬を「命がある限り飲みつづける」ということ、「命がある限り飲みつづけ」なければならないということは、すなわち薬が病気を治すものではないということです。

本書では、薬が効くメカニズムを知っていただいた上で、人が生まれながらにして持っている自然治癒力・自己免疫力に気づくことの重要性についてお伝えし、自然治癒力・自己免疫力を自らの手に取り戻すための簡単なエクササイズをご紹介します。

~Amazonより~
あなたの病気が治らないのは薬に頼っているからだ! 薬を飲んで症状を抑え込むのは、病んだ体をさらに酷使すること。さらに薬は自然治癒力を奪い免疫力をも下げてしまう──。患者だけでなく、医者までもが薬に頼りすぎている日本の現状に、「薬を使わない薬剤師」である著者が警鐘を鳴らす。 薬と正しくつき合い、薬なしの健康な体を育むための必読の書!

食生活や運動習慣を見直したいあなたへ。


【響いた抜粋と学び】
著者の宇多川さんは一般社団法人国際感食協会理事、(有)ユアケー代表取締役、薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)、ハッピー☆ウォーク主宰、NPO法人統合医学健康増進会理事です。 明治薬科大学卒業。医療の現場に身を置きながら、薬漬けの治療法に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」をめざします。現在は自らの経験と栄養学・食事療法などの豊富な知識を活かし、感じて食べる「感食」・楽しく歩く「ハッピーウォーク」を中心に、薬に頼らない健康法を多くの人々nに伝えています。著書に『Dr.KUMIKAのいただきますダイエット』(北辰堂出版)、『薬剤師の私が実践する薬に頼らず健康に暮らす27の習慣』(中経出版)があります(執筆当時)。

内容としては
医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法/近藤誠
大往生したけりゃ医療とかかわるな/中村 仁一

などとさほど変わらないかな、と思います。

今回の著者は医者ではなくて薬剤師です。

そういう違いかな。

そもそも高血圧症というのは、生活習慣病、ある日いきなり血圧がグンと上がるわけではありません、偏食や運動不足や過度のストレスなど、日常の不摂生が、5年、10年という歳月をかけて蓄積されていく中で、徐々に血圧が上がり、たとえば130だったものが160になってしまうのです。

急性期での内服は別として、基本的に薬は合成物質であり、人体に害があるもの、と考えます。
特に生活習慣病に関しては長年の生活習慣の積み重ねが高血圧や糖尿病を生み出しているのだから、短期的に薬を飲んで症状を抑えることができても、改善できるわけがありません。

以前の職場でも血圧が200と上がりすぎて入浴できない人は頓服を使っていったん150台まで下げてから入浴、という人もいました。

さすがに短時間で血圧が30~50下がるので
「体がつらい」
と話していました。

副作用のない薬があればいいのですが、残念ながら、副作用のない薬はありえません、主作用の「効き」が鋭ければ鋭いほど、確実にどこかで副作用が起きていると考えたほうがいいでしょう。

「今の日本人は死んでもしばらく腐らない」といわれています、合成品や抗生物質まみれの食べ物ばかりを食べ、食品に含まれている薬物が身体の中に蓄積されているため、死んでも腐りにくいというわけです。

生活習慣病を患っている人の中には、病気の原因が何であるかを考えずに、生活習慣病もまた急性疾患と同様に「薬で治すもの」と思っている人が少なくありません、そして、そういった人たちは薬の服用を数ヶ月、数年と続ける中で、口癖のように「薬を飲んでいるのに治らない」と嘆くのです。

あんまり、医学を、内服を否定しすぎるのも問題かもしれません。本書にもあるように抗生物質やらワクチンやら、結核や天然痘の撲滅には医学の進歩のおかげだったわけです。

しかし、現在は医療過多になっていますね。

特に生活習慣病の内服については疑問符なんです。いやいや、内服しながら生活習慣を改善しようと実践するなら話はわかるんですよ。
でもね、僕が今まで出会ったお客様がそうだったように、内服はするけど生活習慣は改善しないんですよ。

今までの食生活、生活習慣を、暴飲暴食、不規則な生活をやり続けているんだから治るわけがないんですね。

異物である薬を解毒(毒性がなくなるように分解すること)するためにたくさんの酵素を必要とします、その結果、大切な酵素を大量消費してしまうのです。

熱が出ているということは、つまり私の中の治ろうとする力が頑張っているということです、せっかく自然治癒力が働いているというのに、解熱剤を飲んでみすみす熱を下げてしまっては、自然治癒力の邪魔をするようなもの。

内服することで、実は人体にとって異物である薬を解毒するために大切な酵素を消費してしまいます。血液や皮膚を作る大切な酵素が無用な薬によって消費されてしまいます。
※ 何度も言いますが急性期の内服の場合はまた別ですよ。命に関わる場合がありますから。

実は、内服に頼らなくても人間の機能として自然治癒力があるんですね。

著者の宇多川さんは実際にインフルエンザ(?)と思われる症状を三日間寝込んで治しています。
※ デンマークあたりだと実はこんなもんらしいですけどね。医療が無料なんですが、不要な医療をする余裕はないようなので、寝てれば治る、と医者が患者を追い返すんだとか。

運動や食生活の見直しをしてみましょうか。

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【編集後記】
本日は認定調査1件と認定調査の同席1件です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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