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武器としてのデータ分析力 /中西 達夫 畠 慎一郎

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こんにちは。岡本大輔です。
昼の紹介はこちらです。
↓↓↓

著者 : 中西達夫
日本実業出版社
発売日 : 2014-07-25









【出会い】
帯広図書館で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
◆データを「武器」にするために
マーケティング、商品開発、セールス、経営企画など
いまや、データ活用はあらゆるビジネスシーンで必須です。
本書では、

・社内のデータを活用したいが、どこから手をつけたらいいのかわからない
・分析結果から「正しく判断」するポイントを知りたい
・社内でデータ・サイエンティストを育成したい

といった要望のある人向けに、データ・サイエンティストとして活躍する著者が、
ビジネス価値に直結する「データ分析」の手法についてわかりやすく解説します。

◆「データ分析」の世界を俯瞰する
効果的なデータ分析には「手順」があります。
1.データ把握 → 2.探索型データ分析、マップ作成 → 3.目的型データ分析、予測
本書では、この手順に基づき、全体を俯瞰しながら、必要な考え方、取り組み方、
活用のしかたを説明します。

【優良顧客を探し出す方法】
誰が何を買ってくれそう? → 顧客特性分類 → クラスタリング

【自社の強みを生かせる商品/サービスは?】
市場のどこが狙い目? → 因子分析 → ポジショニング

【消費者のニーズを見つけ出す】
アンケート調査 → コンジョイント分析 → 製品開発

など、具体的な事例を豊富に交えて、現場で役立つポイントを紹介します。

具体的な統計解析の手法や、解析ソフトの操作などは本書では触れませんので、
初心者にもよくわかる一冊です。


【響いた抜粋と学び】
著者の中西達夫(なかにし たつお)さんは
筑波大学大学院理工学研究科中退。その後、半導体、ゲームソフトウェア、オープン系システムの開発に携わります。日本初のリコメンデーションシステムをつくったことをきっかけに、統計解析の世界へ入ります。現在は、統計手法を応用したシステム開発、企業へのコンサルティング活動を手がけている。(株)モーション専務取締役。
科学技術をやさしく説明することを自らのライフワークと定め、模索中の日々。著書に『
悩めるみんなの統計学入門 - 統計学で必ず押さえたい6つのキーワード [単行本(ソフトカバー)]』、『統計データをすぐに分析できる本――社長から「コレを分析して」と言われても困らない! [単行本(ソフトカバー)]』がある。

畠 慎一郎(はたしんいちろう)さんは。明治学院大学大学院経済学研究科修了(経営学修士)。大学時代に経済数学、金融工学を、大学院時代にマーケティング、消費者行動研究を専攻。データを活用したマーケティング戦略について学びます。
在学中、個人事業としてWebマーケティング事業も手がけます。卒業後、データ分析ソフトウェアメーカーにて戦略立案、Webマーケティング、広報、キャンペーン立案・実行など、マーケティング全般に携わります。現在、日本アイ・ビー・エムにてマーケティング業務を担当(執筆当時)。

介護の世界でもデータ分析は有効と考えます。

じつは、データ分析をすることによって、現在の仕事をもっと客観的に眺めることができ、明確な目標に向かって行動を起こすことができるようになります。

データ分析を効率よく行なうには、
①「データ」――データ分析のおおもと
②「理論」――データをどのように活用するのか
③「ツール」――データを分析するための道具
④「目的」――データ分析をする際の大前提 の4つがなければなりません。

一番問題になるのが④の「目的」です、おかしな話ですが、「何のためにデータ分析をするのか」という目的をハッキリさせずに分析を始めることが多いのです。

まずは、「データ分析の目的を明確化する」ということです、社内にデータがあるから活用するということではなく、目的をもって活用していくことです。

データ分析自体はビジネスの目標達成のための武器のひとつではありますが、それを利用する際のポイントの1つが、「いかに上司を巻き込むか」ということを忘れないことです。

データ分析をビジネス目標の達成に活用するということは、その活動自体を継続化する必要もあります。

消費者がどのような理由で商品を選定するのか、それは「価格」なのか、「パッケージのデザイン」なのか、それとも「食感」なのか、それを知るための分析・調査手法、それがコンジョイ分析です、コンジョイント分析は、製品を構成する要因(属性)とそれぞれの要因の水準を設定し、仮の商品案を複数用意した上で、アンケートにより回答者に製品案を評価してもらい、消費者の選好度を推定する調査・分析手法です。


介護の世界では、特に認知症の方の

・排泄の時間
・BPSD関連

がデータ分析により有効と考えられます。

・排泄の時間はどの時間が多いのか。
・いつ頃排泄誘導すればいいのか。

帰宅願望は何時ころ出現するのか。
夕方か?
午前中か?
お盆、年末か?

などなど。

データ分析することでお客様の人となりが見えてくる場合があります。

僕が昔働いていたところでは、お盆や年末年始になると、
「帰らなきゃいけないから列車の切符とってくれ」
と訴える方がいました。

僕は初めてお会いした方だったのでびっくりしましたが、施設職員に聞くと毎年恒例ということです。

もし、先にデータ分析があったならば、新卒の職員やアルバイトでも、
こういうことがありえるんだな、ってわかるんですね。

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