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伝わっているか?/小西利行

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 小西利行
宣伝会議
発売日 : 2014-06-09










【出会い】
ブックオフ音更店で出会いました。

【本書紹介のねらい】

~Amazonより~

・何度もデートに誘われるようになる、とっても簡単な方法とは?
・日曜日、夫にリビングの掃除をさせる、魔法の言葉とは?
・野菜嫌いの子に野菜を食べさせる、母の賢い話し方とは?
・まったく通らなかった企画書がすんなり通るアイデアとは?
・いまからでも起業できる新しいビジネスの発想法とは?

その答えは、この本の中に!

「コミュニケーションって難しいな」と思う人のほとんどは伝えようとして失敗します。
伝えるのではなく、伝わる。
言葉を変えるだけで仕事が、恋愛が、毎日が劇的に変わる 目からウロコのメソッド満載。
わかりやすいストーリー形式で スラスラ読めて、深く納得できる まったく新しい学べるエンターテインメントの誕生です。



【響いた抜粋と学び】

著者の小西さんはコピーライター/クリエイティブ・ディレクター/劇作家/絵本作家です。
大阪大学卒業後、1993年に博報堂に入社。2006年に独立し、現在のPOOL inc.を設立。「伝わる言葉」を中心にCM制作から商品開発やブランド開発、企業コンサルティング、都市開発までを手がけます。これまでに手がけた広告は、500本を超えます。主な仕事は日産自動車「モノより思い出」、サントリー「伊右衛門」「ザ・プレミアムモルツ」、プレイステーション、LEXUS、サントリーウエルネス、ロート製薬「SUGAO」、ロぺピクニックなどを手がけます。海外の権威ある広告賞である、CLIO、ニューヨークADC、ONE SHOWなど数々の広告賞を受賞。国内でもTCC賞、ACC賞など受賞歴多数。またクリエイティブ・ディレクションを手がけた越谷市の大型ショッピングセンター「イオンレイクタウン」で、日本初のサステナブルデザインアワードを受賞。東京天王洲などの都市開発も手がけます。ENJIN 01 文化戦略会議メンバー。
http://pool-inc.net/(執筆当時)


僕は勝手に

伝え方が9割/佐々木 圭一 

と同じ著者かと思っていましたが……。


全然違いましたね(苦笑)。


物語形式で進んでいくのでおもしろおかしく読み進められます。


実は「コミュニケーションって難しいな」と思っている人のほとんどは、「伝えよう」として失敗します。



「伝える」ことばかり考えると、結局、相手のことを考えず、自分の意思を押し通すエゴになってしまうからです、相手にとってみれば、こちらが押し付けたい内容を話されるのも、自分にメリットがないことを伝えられるのも、面白くないし、聞く理由もないのです。



「伝わる」ためには相手の気持ちを徹底的に想像して、その人が嬉しくなって、心が動くアイデアを考えなければいけません、ただ「伝える」だけでは嬉しくないし、その人がすでに知っている知識やよく聞く言葉を使うのも、相手が興味を持たないので「伝わらない」のです。


コミュニケーションを失敗する人は、まずあなた自身が何をしゃべろうか、何を伝えるか、というところで始まります。


だから失敗します、ということですね。


高齢者介護でもまったく同じで、周りをキョロキョロ見ているお客さまがいるとします。


何をいえばそのキョロキョロが落ち着くのかな、というのが伝える中心。


伝わるためにはどうしたらよいのか? 

なぜ、キョロキョロしているのか原因を考えるのです。


・トイレに行きたいけど場所がわからない。

・認知症が進んでいてトイレに行きたいのに訴えられない。


など、考えられます。


「お手洗いに行きましょうか」

と伝えても、


トイレの認識がわからないお客様ですと、

「いや、大丈夫」

となります。


だから、

実はあそこで〇〇さんのことを呼んでいる方がいらっしゃるのですが、来ていただいてよろしいでしょうか・


ってな具合に立ち上がる理由を作ってみる。


そこから、歩き始めたらトイレに寄ってみる、という方法があります。


お客様を中心に考えると、いかにして「伝わる」のか? となりますね。


文章を書く時に「いらない言葉」をなくそうと思うだけで、メキメキと文章が上達する。



伝わるメソッド①「だけしか」、言葉のアイデアで人を動かす方法の1つだ。



言葉を変えようとすると、自然と考え方が変わる、すると、話し方や答えが変わる、さらに、サービスや商品も大きく変わっていく、言葉を変えようとすることは、すべて変えるきっかけになるんだ。



できるだけ相手の嬉しいことを言う、そうすれば、気持ちが伝わりやすい、「嬉しい」は「伝わる」の始まりなんだ。



大切なのは、相手のことを考えるんじゃなく、相手の立場で考えることなんだ。



飲食店でよく使う手法です。

「一日10食限定のランチメニュー」ってやつです。


”だけしか”

要するに、限定ってことです。今日だけの販売。今日しかありません。ってことです。


今月中の体験利用では食費600円のところを300円にします、だとか無料にします、ということがデイサービス等でできるのかな。


ショートステイや有料老人ホームの体験入居の料金を今月中に限り(一回のみ)、半額で提供します、ということでしょうかね。


訓練特化型のなどでは1日5名限定の特別訓練メニューを提案します、とかですかね。


伝わるメソッド④「アゲサゲ」、人に何かのお願いをする時、最初にハードルを上げて、ムリめな要求をした後で、ハードルを下げて本当の要求をすると、すんなり通りやすいんだ。ムズカシイのは馬鹿、カンタンなのが天才、そう思った方がいい。



「地味」なカラージーンズじゃなく「派手すぎない」カラージーンズ、買う意味をつくることが大切だ、これは、派手な服が嫌な年配女性たちが待ち望んでいた、派手すぎないカラージーンズなんだ。



”アゲサゲ”を居宅介護支援で使うならば……?


もうおじいちゃんの介護を自宅でするのは難しいから施設に入居してもらおうと思っているの(アゲ)。


ここではおじいちゃんは嫌だ、ということを前提にした提案です。


じゃあ、おじいちゃん、せめて週1回くらいデイサービスに行ってよ。お風呂入ってきてよ(サゲ)。


という感じです。


他の提案の仕方としては

デイサービスに行く? 行かない?


という質問ではなくて、


デイサービスでお風呂に入る? 訓練をする? それとも両方やる?


みたいな感じで、行くことを前提に質問すると断られづらいとありましたね。



ケアマネやっていると”アゲサゲ”は使いますね。


デイサービスに行くのを拒んでいる方には、

お医者さんも週三回くらい行ったほうがいいって言ってました、とハードルを上げておいて、


じゃあ、せめて週1回でも……。


ってな感じですね。


いや、もちろん、心身機能低下や入浴が自宅でできない、他者との交流が少ない、とか本来のニーズがないとダメですけどね。

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【編集後記】

本日はのんびり更新でした。長男のメガネを買いに行きました(メガネ代は長男負担です)。

気に入ったものを安く購入できて良かったです。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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