こんにちは。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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【出会い】
【本書紹介のねらい】
著者の大前さんは早稲田大学理工学部卒業。東京工業大学大学院で修士号、マサチューセッツ 工科大学大学院で博士号を取得。経営コンサルティング会社マッキンゼー& カンパニー日本社長、本社ディ レクター、アジア太平洋会長等を歴任。94年退社。96~97年スタンフォード大学客員教授。97年にカリフォ ルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部教授に就任。
現在、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長。オーストラリアのボンド大学の評議員(Trustee) 兼教授。
また、起業家育成の第一人者として、2005 年4 月にビジネス・ブレークスルー大学院大学を設立、学 長に就任。02 年9 月に中国遼寧省および天津市の経済顧問に、また2010 年には重慶の経済顧問に就任。 04 年3 月、韓国・梨花大学国際大学院名誉教授に就任。『新・国富論』『平成維新』『新・大前研一レポート』 等の著作で一貫して日本の改革を訴え続けます。
『大前研一 洞察力の原点 [単行本]』(日経BP社)、『日本復興計画 Japan;The Road to Recovery [単行本]』(文 藝春秋)、『「一生食べていける力」がつく大前家の 子育て』(PHP 研究所)、『稼ぐ力』『大前研一の今日から使える英語(監修)」(小学館)、『日本の論点2015 ~ 16』(プレジデント社)など著書多数。
~Amazonより~
「アメリカにはプレップスクールという、日本語に訳すと予備校だが、中高一貫教育を行う七年コースの私立高校があり、まったく自由気ままな教育を行っている。
<中略>
先生は「あなたは絶対にできるんだ。社会に出ても成功する」といって教育している。「おまえは何やってんだ」「何を間違えているんだ」と、いかにダメか、なぜダメか、と落後者ばかりつくっている日本とは大違いで、あなたはいかに社会に貢献できるか、なぜ世界のリーダーになれるか、能力を磨けば自分を伸ばせば社会に貢献できる人間になれると、会話の九九%は子供のいい面をいかに引き出すかに終始している。
時代の求める多様な人材が次々と生まれているのも当然ではないか。(プレジデント1995年5月号)」~本文より ~
Googleの共同創立者(ラリー・ペイジ、サーゲイ・ブリン)、Amazon.com(ジェフ・ベゾス)、Facebook(マーク・ザッカーバーグ)、Microsoft(ビル・ゲイツ)などの「異能」の創立者を輩出しているアメリカだが、そのアメリカと日本の学校教育を比較し、日本の教育制度の欠陥と、その問題点の本質を既に約20年前に喝破していた大前研一。現在は、インターナショナルスクールの経営にも参画することで幼少期からシニアまで、自ら考え、生き抜くための三世代に渡る教育プログラムを提供するビジネス・ブレークスルー(BBT)を経営し、BBT大学学長でもある大前研一の会員制月刊情報誌「大前研一通信」特別保存版第8弾のこの書籍には、eラーニングアワード2014受賞(厚生労働大臣賞)のBBT大学や、世界の約150か国でそのプログラムが導入され、国内でもその導入を政府が推進しようとしていることで、注目を浴び始めている国際バカロレア(IB)のプログラムの概要を、国内外の専門家の寄稿も取り上げて紹介。これからの答えのない社会でもグローバルに通用する「異能」を開花させるための指針を中心に、世界に通用する能力を開眼させるために、自身が、我が子が、必要なこととは何かを提言する、「読んで」、「見て」、「身につける」、関連映像(「異能を開花する」編)を収録したDVDを付帯した書籍です!
【気になった抜粋】
【響いた抜粋と学び】
日本人は、まさに高速道路の鹿みたいで新たな状況に対し、どのように対処すればいいのかという判断力が欠如している、つまり答えが見えていることには全力を尽くせるが、答えのない世界ではどうやって処理すればいいのか緊急時に判断ができない。
介護業界そのもののことと、捉えました。今後介護保険法はどうなるのか、答えは明示されていません。となると、答えを作り出さなければいけません。
しかし、官僚もそうですが、施設経営者、施設職員、それぞれ模範解答をみつけようとしているような気がします。
アベノミクスの「三本の矢」が不発だったからか、いつの間にか安倍政権は「地方創生」なるものを掲げている、だが、UCLAで地域国家論を教えていた私に言わせれば、国策で地方を再生できた例などほとんどない、わずかにフランス、ラングドックの成功例があるくらいだ。
実は、むしろ再生を図るべきは「都市」なのだ、日本の大都市には、世界では考えられない特徴がある、それは「スラムがない」こと、普通は都市中心部に低所得者が集うスラム街ができるのだが、日本にはそれがほとんどない、その要因は「私鉄」にある、私鉄が発達しているため、50キロ圏内までがすべて通勤圏に含まれることになり、都市の範囲がぐんと拡大した、こうして都市の周縁部が広がったことで、スラムが生まれなかったのだ。
なるほど。
他のページにありましたが、地方は地方でいいんです。田舎は田舎で、そのままが魅力となることがあります。
たとえば北海道の帯広市もミニ札幌になっているんですね。中途半端に都市化。ま、生活しやすいんですけどね。
でも、駅前にビルを立ち並べてもこんな田舎に何の価値があるの? ってことになるんですね。
日本がまだ「人口ボーナス」に沸く時代、ピアノの営業をしていた川上氏は、なんと産婦人科に行って出産したばかりの親に、「いずれ大きくなったらぜひピアノを」と売り込み、毎月千円ずつ集金するシステムを作った、こうした努力もあり、日本の家庭のピアノの普及率は世界一になった。
これって介護保険のことで言えば50代くらいから民間の介護保険を売り込むことができるね。
詳細は本書にて。
本日の紹介はこちらです。
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ビジネス・ブレークスルー 発売日 : 2015-02-13 |
【出会い】
レビュープラス レビュー専門ブログネットワーク で当選しました。ありがとうございます。
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【本書紹介のねらい】
著者の大前さんは早稲田大学理工学部卒業。東京工業大学大学院で修士号、マサチューセッツ 工科大学大学院で博士号を取得。経営コンサルティング会社マッキンゼー& カンパニー日本社長、本社ディ レクター、アジア太平洋会長等を歴任。94年退社。96~97年スタンフォード大学客員教授。97年にカリフォ ルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部教授に就任。
現在、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長。オーストラリアのボンド大学の評議員(Trustee) 兼教授。
また、起業家育成の第一人者として、2005 年4 月にビジネス・ブレークスルー大学院大学を設立、学 長に就任。02 年9 月に中国遼寧省および天津市の経済顧問に、また2010 年には重慶の経済顧問に就任。 04 年3 月、韓国・梨花大学国際大学院名誉教授に就任。『新・国富論』『平成維新』『新・大前研一レポート』 等の著作で一貫して日本の改革を訴え続けます。
『大前研一 洞察力の原点 [単行本]』(日経BP社)、『日本復興計画 Japan;The Road to Recovery [単行本]』(文 藝春秋)、『「一生食べていける力」がつく大前家の 子育て』(PHP 研究所)、『稼ぐ力』『大前研一の今日から使える英語(監修)」(小学館)、『日本の論点2015 ~ 16』(プレジデント社)など著書多数。
~Amazonより~
「アメリカにはプレップスクールという、日本語に訳すと予備校だが、中高一貫教育を行う七年コースの私立高校があり、まったく自由気ままな教育を行っている。
<中略>
先生は「あなたは絶対にできるんだ。社会に出ても成功する」といって教育している。「おまえは何やってんだ」「何を間違えているんだ」と、いかにダメか、なぜダメか、と落後者ばかりつくっている日本とは大違いで、あなたはいかに社会に貢献できるか、なぜ世界のリーダーになれるか、能力を磨けば自分を伸ばせば社会に貢献できる人間になれると、会話の九九%は子供のいい面をいかに引き出すかに終始している。
時代の求める多様な人材が次々と生まれているのも当然ではないか。(プレジデント1995年5月号)」~本文より ~
Googleの共同創立者(ラリー・ペイジ、サーゲイ・ブリン)、Amazon.com(ジェフ・ベゾス)、Facebook(マーク・ザッカーバーグ)、Microsoft(ビル・ゲイツ)などの「異能」の創立者を輩出しているアメリカだが、そのアメリカと日本の学校教育を比較し、日本の教育制度の欠陥と、その問題点の本質を既に約20年前に喝破していた大前研一。現在は、インターナショナルスクールの経営にも参画することで幼少期からシニアまで、自ら考え、生き抜くための三世代に渡る教育プログラムを提供するビジネス・ブレークスルー(BBT)を経営し、BBT大学学長でもある大前研一の会員制月刊情報誌「大前研一通信」特別保存版第8弾のこの書籍には、eラーニングアワード2014受賞(厚生労働大臣賞)のBBT大学や、世界の約150か国でそのプログラムが導入され、国内でもその導入を政府が推進しようとしていることで、注目を浴び始めている国際バカロレア(IB)のプログラムの概要を、国内外の専門家の寄稿も取り上げて紹介。これからの答えのない社会でもグローバルに通用する「異能」を開花させるための指針を中心に、世界に通用する能力を開眼させるために、自身が、我が子が、必要なこととは何かを提言する、「読んで」、「見て」、「身につける」、関連映像(「異能を開花する」編)を収録したDVDを付帯した書籍です!
【気になった抜粋】
どの会社に入るかではなく、何のために行くのか、という目的意識が必要だ、その解を見つけることが向上心にもつながる、日本は猫もしゃくしも大学に行くようになったはいいが、在学期間中に十分な職業観を身に付けていない、だから、採用面接で「誰とでもちゃんとうまく付き合えるのが自分の強みです」と、なる。
海外に派遣されたら、何はともあれ、まずは現地の価値観を受け入れることが大切だ、日本のやり方というのは、日本という特殊な価値観の下でこそ成り立つのであって、世界中どこでも通用するわけではない、現地スタッフをやる気にさせるには、彼らの価値観に見合った指示の出し方や仕事の進め方をしなければならないのである。
海外に派遣されたら、何はともあれ、まずは現地の価値観を受け入れることが大切だ、日本のやり方というのは、日本という特殊な価値観の下でこそ成り立つのであって、世界中どこでも通用するわけではない、現地スタッフをやる気にさせるには、彼らの価値観に見合った指示の出し方や仕事の進め方をしなければならないのである。
【響いた抜粋と学び】
日本人は、まさに高速道路の鹿みたいで新たな状況に対し、どのように対処すればいいのかという判断力が欠如している、つまり答えが見えていることには全力を尽くせるが、答えのない世界ではどうやって処理すればいいのか緊急時に判断ができない。
介護業界そのもののことと、捉えました。今後介護保険法はどうなるのか、答えは明示されていません。となると、答えを作り出さなければいけません。
しかし、官僚もそうですが、施設経営者、施設職員、それぞれ模範解答をみつけようとしているような気がします。
アベノミクスの「三本の矢」が不発だったからか、いつの間にか安倍政権は「地方創生」なるものを掲げている、だが、UCLAで地域国家論を教えていた私に言わせれば、国策で地方を再生できた例などほとんどない、わずかにフランス、ラングドックの成功例があるくらいだ。
実は、むしろ再生を図るべきは「都市」なのだ、日本の大都市には、世界では考えられない特徴がある、それは「スラムがない」こと、普通は都市中心部に低所得者が集うスラム街ができるのだが、日本にはそれがほとんどない、その要因は「私鉄」にある、私鉄が発達しているため、50キロ圏内までがすべて通勤圏に含まれることになり、都市の範囲がぐんと拡大した、こうして都市の周縁部が広がったことで、スラムが生まれなかったのだ。
なるほど。
他のページにありましたが、地方は地方でいいんです。田舎は田舎で、そのままが魅力となることがあります。
たとえば北海道の帯広市もミニ札幌になっているんですね。中途半端に都市化。ま、生活しやすいんですけどね。
でも、駅前にビルを立ち並べてもこんな田舎に何の価値があるの? ってことになるんですね。
日本がまだ「人口ボーナス」に沸く時代、ピアノの営業をしていた川上氏は、なんと産婦人科に行って出産したばかりの親に、「いずれ大きくなったらぜひピアノを」と売り込み、毎月千円ずつ集金するシステムを作った、こうした努力もあり、日本の家庭のピアノの普及率は世界一になった。
これって介護保険のことで言えば50代くらいから民間の介護保険を売り込むことができるね。
【社会の変化に対応する為に、何を習得すべきなのか?】
・コミュニケーション能力
・多様性への共感力
・メンタル・タフネス
・決断し行動する力
・公平で信用される人間力
・一生涯探求できる力
・挑戦できる力
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【編集後記】
こんな感じで一週間に一冊くらいの更新ができたらいいかな。やっぱり読書をして知識を得る、刺激を得るって大切なんですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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ビジネス・ブレークスルー 発売日 : 2015-02-13 |