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覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)/編訳 池田貴将

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おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 :
サンクチュアリ出版
発売日 : 2013-05-25








【出会い】
ゲオの閉店セールで出会いました。


【本書紹介のねらい】
~Amazon~
不安と生きるか
理想に死ぬか


外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。
幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。
誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。

彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。


著者の池田さんはリーダーシップ・行動心理学の研究者。大学在籍中に世界No.1コーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズから直接指導を受け、ビジネスの成果を上げる「実践心理学」と、東洋の「人間力を高める学問」を統合した独自のメソッドを開発。リーダーシップと目標達成の講座を開始すると、全国の経営者・役職者からたちまち高い評価を得た。また安岡正篤、中村天風、森信三の教えを学び、東洋思想の研究にも余念がなく、中でも最も感銘を受けた吉田松陰の志を継ぐことを自らの使命としている(執筆当時)。


【気になった抜粋】
【リーダーをきわめる道】
一 そもそもこの組織は「なんのために存在しているのか?」を考えること。 

二 今、自分が与えられている役割の中で「最も重要な果たすべき責任はなにか?」を考えること。 

三 「この組織が大好きで、尽くしてくれる人」が成長できるチャンスを作ること。 

四 「最近うまくいっている事例」を情報収集すること。 

五 何者かが自分たちの領域を侵さぬよう、外の動静を見張ること。 

六 いつでも、従業員とお客さんを愛すること、それを第一に考えること。

【先駆者の思考】
「なにが得られるか」は後、「自分たちがやる意味」が先です、群れから抜け出したかったら、考え方の順番を思い切って変えてみることです。

【成功者の法則】
後に大人物になった人が、共通して行ってきたことは、昔も今もたったひとつのこと、それは身の回りに注意深く目と耳を傾けて、どこかで、まだ世に出ぬ才能を見いだしたら、他人がいくらその人のことを悪く言っていたとしても、ためらうことなく声をかけ、交流することです。

【我流でやらない】
過去のやり方なんて、どうでもいいですか、独自の考え方で、いけるところまでいきますか、先人のたどった道筋を参考にしないなんて、どれだけ遠回りする気なんですか。



【響いた抜粋と学び】

教育は、知識だけを伝えても意味はない、教える者の生き方が、学ぶ者を感化して、はじめてその成果が得られる、そんな松陰の姿勢が、日本を変える人材を生んだ。

いかに素早く一歩目を踏み出せるか、いかに多くの問題点に気づけるか、いかに丁寧に改善できるか、少しでも成功に近づけるために、できることはその工夫しかない。

一番多いのは、人が懸命に草を取っている姿を傍観して、その取り方がいいとか悪いとか、批評ばかりしている人です、まずは自分が今いるところからはじめましょう、人生の喜びを十分に味わうために。

【後ろを見ない】
ミスをして落ち込む暇があったら、ただちに「次はこうする」と決めて、新しい仕事に取りかかりましょう、若ければいくらやり直したって、たいした問題にはなりませんから。

【なにを選ぶか、どう選ぶか】
自分にとっての利益、これをなるべく増やそう、残そうとすればするほど、判断基準がぶれ、迷いが生まれます、反対に、自分の利益さえ一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうとも、物事は気持ち良く進んでいくものなのです、自分のことを考えると、かえって自分のためになりません。

「先行きの不安」に心を奪われないようにするためには、あれこれ目移りすることなく、自分という人間を鍛えることに集中して、「全力を出し切りますので、あとは天命におまかせします」という心構えでいるのが、良いと思います。

【最高の一文字】
誠、この一文字をよく味わってみてください、何度でも心に刻んでください。

【迷わない生き方】
最もつまらないと思うのは、人との約束を破る人ではなく、自分との約束を破る人です。仕事をする上で大切なのは、ないよりも人間関係を作ることなんです、他のことは緩やかでもいいんです。

吉田松陰のエピソードは本書に書いてあるので読んでもらって。

最高の一文字



本書はこれに尽きます。

人との付き合い、介護の仕事、商売、なんにせよ、



誠実

これです。


この一文字を取って、

本書

と位置づけていいくらい。




著者 :
サンクチュアリ出版
発売日 : 2013-05-25



ここまでお読みいただきありがとうございます。


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