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競争をやめれば会社は強くなる: グレートカンパニーへの道 (一般書) /五十棲剛史

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
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著者 : 五十棲剛史
徳間書店
発売日 : 2013-07-22










【出会い】
GEO白樺ドリームタウン店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~本書抜粋より~

企業がお金だけで社員のモチベーションを上げようとすると、社員のほうも、もらえるお金の多さで会社を評価するようになります、成果を上げている優秀な人ほど、もっと給料のいい会社があれば、すぐに乗り換えてしまうのです。


社員が誇りを持って働ける会社になることも重要です、お金だけでモチベーションを与えるのではなく、企業の理念や目指すべき理想を共有することで「働きがい」を与え、それによって社員が一致団結する、それこそが、本当に強い会社「グレートカンパニー」となることの条件なのです。


~Amazonより~

グローバル化とデフレによる価格競争によって「ブラック化」する企業が増え、社員が疲弊し、さらなる会社の衰退を招くという悪循環を招いている。逆に、過当競争に巻き込まずに「オンリーワン」路線をいく企業ほど、社員も会社も元気であり、お客さまから愛されて業績も右肩上がりを持続している。本書は、船井総研のトップコンサルタントが、数多くの事例を挙げながら、無意味な過当競争から脱し、景気に左右されない最強の会社となる秘訣を伝授する。


経営者、中間管理職のあなたへ。


【響いた抜粋と学び】
著者の五十棲さん(いそずみ)は船井総合研究所常務取締役。同社のトップコンサルタント。住宅・不動産ビジネスから、広告企画会社、LOHAS関連ビジネス、富裕層ビジネスなど、常に時代に即した新業種へのコンサルタントを展開。これまで手がけたクライアント数は500社を超え、各業界でも注目の会社を多数手がけています。著書に『グレートカンパニーの作り方』(徳間書店)など多数あります(執筆当時)。


人は何のために生きるのか? 人は何のために仕事をするのか? 人は何のために物を買ったり消費したりするのか? すべては幸せになりたい、幸福になりたい、そんな思いがあるから、突き詰めると、人は幸福になるために仕事をして、家庭生活を営み生きている。



グレートカンパニーの要件として、①持続的成長企業であること、②熱狂的ファンを持つ、ロイヤリティの高い企業であること、③社員とその家族が誇れる、社員満足の高い企業であること、④自社らしさを大切にしたいと思われる、個性的な企業であること、⑤世の中に広く大切にしたいと思われる、社会的貢献企業であること。


グレートカンパニー化のポイント……①社会に役立つこと、②時流に合っていること、③儲かること、④一番になれること、⑤わくわくすること。


本書サブタイトルにある”グレートカンパニー”についてです。

日本でいちばん大切にしたい会社 [単行本(ソフトカバー)]

の内容と重複するところがありますね。


本書もそちらと同じで、参考にする企業を数社例をあげて説明してくれるんですね。


※ そういえば、

日本でいちばん大切にしたい会社4 [単行本(ソフトカバー)]

をまだ読んでいないなぁ。


エブリイが徹底しているのは以下のようなことです、・お客様が選ぶ理由は、新鮮かつ安い、・特徴のないスーパーは消える、常識では考えられないことをやろう、・欠品をおそれるな、効率的なMD(マーチャンダイジング)をやろうとするな、・流通の教科書を捨てろ、・消費者の声に耳を傾け、もっとも地域で愛される店を目指そう。


スーパーマーケット業界の代表例です。スーパーでは欠品のないように常に在庫補充を徹底していますが、こちらでは欠品を恐れず、逆に「売り切る」ことを第一にしています。


ですから、時間帯によっては1匹の魚として売られていたものが、刺身になるなど手を加えて当日中に売り切ることを考えるのです。


市場が縮小するといっても、ゼロになるわけではありません、「成長が期待できないからダメ」というのではなくて、そうなったら今度はどこにマーケットを見つけるかということが大事になってきます。



ここではそろばん塾のイシドというところが例に上がっていました。そろばん塾自体は衰退産業なのですが、そろばんが脳力開発のツールとして役立つことを立証して成長産業にしたのです。



ハーレーは大型のバイクしかつくりません、フェラーリも高所得者を対象とした高級車しかつくりません、これらは、品揃えを広げるよりも、商品と客層を絞り込んでイメージを確立し、売上アップを実現した会社です、つまり、グレートカンパニーになるための第一ステップとして、お客さまと商品を絞り込むことが大切ということです、そして、「一番になれる何か」を決めることが重要です。





ハードはお金さえあれば、短時間で生み出せますが、ソフト、特におもてなしの部分は時間をかけて築きあげていくものです、手を抜かず、いつもモチベーションを高くしていられる組織をつくることが大事です。

このあたりは介護施設でも適用されるでしょうね。認知症ケアが得意なのか、個別訓練に特化しているのか、和やかに過ごせる空間づくりを重視しているのか、どれもこれもやろう、として中途半端な何でも屋になると、他の施設でもやっているから、と思われます。


この施設じゃなきゃ体験できない、この施設ではないといけない何かを持っているか持っていないか、というのが大切ですね。

本書には「お年寄りのディズニーランド」デイサービスステラリンクの事例も挙げられています。また福岡の有料老人ホームの例も挙げられているので、介護事業を運営しているあなた、介護施設で働くあなたにもオススメですよ。

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【編集後記】

本日は書類整理の一日です。しっかり終わらせます。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

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